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遠航部隊が帰港 １７５日間航行を無事完遂（2024年11月11日）
2024年11月21日更新
帰国行事後、乗員家族が見守る中「かしま」から退艦する実習幹部たち（１１月１１日、横須賀基地）
海自の令和６年度遠洋練習航海部隊（練習艦「かしま」「しまかぜ」で編成、指揮官・西山高広練習艦隊司令官以下、実習幹部約１９０人を含む約５６０人）が１７５日間の航行を終え、横須賀基地に帰港した。横須賀地方総監の真殿知彦海将の執行により１１月１１日、基地体育館で帰国行事が行われ、来賓約１００人、乗員家族約４５０人が出席し、実習幹部を出迎えた。
式には八木浩二海幕副長、穂坂泰外務大臣政務官をはじめ、上地克明横須賀市長、コルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使らが出席。西山司令官が八木副長に帰国を報告した。
齋藤海幕長の訓示を八木副長が代読。「１１カ国１３寄港地を訪問し、過去最長の航海を無事完遂したことは、全隊員が一致団結したたまものだ」とたたえ、「より精強・誠実な海上自衛隊の原動力となってほしい」と激励した。
来賓を代表し穂坂政務官は、初級幹部をねぎらうと共に「一期一会の交流や親善訓練を通じて、友好関係が一層深化した」と各国と友好親善を深めたことの意義を述べた。
今回の航海は西回りの世界１周コースで、・・・
