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遠航部隊 メキシコ海軍と親善訓練 戦術運動、通信訓練など(2024年10月14日)
2024年11月19日更新
メキシコ海軍の「ハリスコ」を見送る海自隊員(10月14日)=海自提供
海自の令和6年度遠洋練習航海部隊(練習艦「かしま」「しまかぜ」で編成、指揮官・西山高広練習艦隊司令官以下、実習幹部約190人を含む約570人)は10月14日、太平洋海空域でメキシコ海軍と「日メキシコ親善訓練」を行った。哨戒艦「ハリスコ」と戦術運動などを実施し戦術技量を向上させた。
これに先立ち10月11日から14日まで、11カ国目の訪問となるメキシコのプエルトバジャルタ港に海自として初寄港。盛大な歓迎を受け艦艇公開を行ったほか、地元住民と共にウミガメ産卵場所のビーチクリーニングに汗を流した。
また、同海軍と野球やサッカーでスポーツ交流、音楽隊と和太鼓チーム「祥瑞太鼓」はメキシコの民族音楽「マリアッチ」を演奏するコンサートや海軍博物館の研修を通じて、友好親善と相互理解を深めた。