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防衛相 韓国海軍艦艇に初乗艦 練習艦隊の入港歓迎行事に参加(2024年11月7日)
2024年11月15日更新
韓国海軍の艦艇(強襲揚陸艦「マラド」)に乗り込む中谷大臣(11月7日、神奈川県横須賀市の海自横須賀地区内の逸見岸壁)=防衛省提供
中谷防衛相は11月7日、海自横須賀基地を視察するのに合わせ、同日入港した韓国海軍艦艇の歓迎行事に参加した。
韓国海軍艦艇の入港は、2022(令和4)年に相模湾で行われた「国際観艦式」以来2年ぶりで、韓国練習艦隊の日本寄港は6年ぶり。防衛省によると、現職の防衛相が韓国海軍艦艇に乗艦するのは、記録が残る限り初めてという。
入港したのは、韓国海軍の強襲揚陸艦「馬羅島(マラド)」と揚陸艦の「天子峰(チョンジャボン)」、補給艦「大清(デチョン)」の計3隻。
韓国海軍によると、3隻には陸海空軍と海兵隊の士官候補生に加え、国軍の看護学生など約700人が含まれており、主に周辺国への訪問を通じて団結を育み、安全保障環境の理解を深めるために編成された「合同巡航訓練戦団」だという。
海自はこれに先立ち6日、紀伊半島沖で同戦団と練習艦「はたかぜ」(第1練習艦隊=呉)が親善訓練を行ったことを明らかにしている。
中谷大臣は7日午前11時から始まった入港歓迎行事の後、・・・