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インドネシア海軍と親善訓練護衛艦「むらさめ」

2024年11月12日更新


訓練に臨む護衛艦「むらさめ」(左)とインドネシア海軍の練習帆船「ビマスチ」

 海自の護衛艦「むらさめ」(1護隊=横須賀)は10月5日、インドネシア海軍の練習帆船「ビマスチ」と「日インドネシア親善訓練」を実施した。

 「ビマスチ」は同海軍の士官候補生を乗せた帆船で、東アジアや東南アジアを巡る実習訓練を行っている。日本にも10月1日に横須賀に寄港し、停泊中は船の一般公開や、乗員によるパレードが横須賀市内で行われた。

 訓練では関東南方の海域で戦術運動を行い、両国の友好親善と相互理解の増進を図った。

 「むらさめ」艦長の早川正紘2佐は、「近年、インドネシア軍との防衛協力・交流はより活発となっており、日尼海軍種間においても、親善訓練や寄港を通じて関係がより強固なものとなっています。引き続き、同盟国・同志国海軍との連携を強化し、インド太平洋地域の平和と安定に貢献していきます」と述べた。

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