創刊70年を越える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
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　齋藤海幕長は１０月２１日、来日した米海軍太平洋艦隊司令官（司令部・ハワイ）のスティーブン・ケイラー大将と防衛省で懇談し、海自と米海軍のさらなる関係強化を図ることで一致した。

　海幕長は台湾情勢がますます緊張感を増している状況に触れ、「日米海軍種間の連携は、国際社会の平和、安全および繁栄の礎として極めて重要な役割を担っている」と述べた。

　ケイラー司令官も「力による現状変更の試みに立ち向かう必要がある」と応じ、「日米のパートナーシップの強化こそ唯一の方法だ」と強調した。

　両者は安全保障環境について認識を共有すると共に、今後も緊密に協力していくことを確認した。