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国際航空宇宙展で空自PR(2024年10月16日~19日)

2024年11月6日更新


大勢の来場者の中、“地上30センチの展示走行”で盛り上げたブルーインパルスJr.(10月19日、東京ビッグサイト)

航空学生は小銃を巧みに操り、一糸乱れぬ演技を見せた(10月19日、東京ビッグサイト)

空音の演奏に乗せて「赤とんぼ」などを美しく歌い上げるボーカルの清水1士

 10月16日から19日まで、東京都江東区の東京ビッグサイト西展示棟全館で「国際航空宇宙展」が開かれた。航空自衛隊は会場で、ブルーインパルスJr.(松島)やファンシードリル、航空中央音楽隊(隊長・津田圭子2佐=府中)によるイベントを開催し、一般来場者に向けて空自の理解促進を図った。(櫻井穗乃香)

ブルーJr.などに多くの観客

 同展示会は、国内最大の航空宇宙産業の展示会として1966(昭和41)年に第1回目が開催され、今回で16回目。約660の企業・団体がブースを出展したほか、航空・宇宙・防衛やAAM(次世代エアモビリティー)・脱炭素などの新分野を加えた幅広い講演が開かれた。

 最終日の19日は、トレード・パブリックデーとして一般公開され、子供から大人まで楽しめる体験型、観覧型のイベントなども行われた。空自は、屋上展示場でブルーインパルスJr.による“地上30センチの展示走行”と航空学生のドリル展示を実施。会議棟7階の国際会議場では、航空中央音楽隊によるコンサートを開催した。

 屋上には、展示スペースを囲むように多くの航空ファンらが集結。ブルーインパルスJr.は、本家「ブルーインパルス」の曲技飛行を彷彿(ほうふつ)とさせる編隊走行や交差、・・・

 

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