創刊70年を越える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
安保・防衛問題の専門紙です

防衛関連ニュース

「かが」にF35B初着艦(2024年10月21日)

2024年11月5日更新


護衛艦「かが」の飛行甲板に着艦するF35B戦闘機(10月20日)=米軍提供

 海自は10月21日、護衛艦「かが」(4護隊=呉)におけるF35B戦闘機の着艦テストが成功したと明らかにした。

 「かが」は現在、米サンディエゴ沖で、米海軍や米海兵隊の支援を受けながらF35B発着艦の運用試験を実施している。テストは現地時間の20日に行われ、午後3時すぎ、耐熱塗装を施した後部甲板に米海軍のF35Bが初めて着艦した。

 齋藤海幕長は22日の会見で「大きな前進と感じている。引き続き『いずも』型護衛艦での艦上運用に必要な諸元を収集するために主要の試験を継続していきたい」と述べた。

 「かが」での試験は約3週間行われる予定で、戦闘機の発着艦や艦上での移送などを実施する。

最新ニュースLATEST NEWS