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魚釣島北西海域で中国艦2隻を確認(2024年10月9日)
2024年10月31日更新
海自は10月9日午前8時ごろ、魚釣島(沖縄県)の北西約80キロの海域を南進する中国海軍の「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(134「紹興」)と、「ジャンカイⅡ」級フリゲート(530「徐州」)を確認した。
その後、これら2隻は与那国島(沖縄県)と台湾との間を南に通過、15日には沖縄本島と宮古島(沖縄県)との間を北進し東シナ海へ入った。
12護隊(呉)の護衛艦「あぶくま」、2掃隊(佐世保)の掃海艇「やくしま」、5空群(那覇)のP3C哨戒機が情報収集を行った。
また、10月15日午前3時ごろ、海自は種子島(鹿児島県)の東約110キロの海域を南西進する「ドンディアオ」級情報収集艦(794)を確認。その後、大隅海峡を西進し、東シナ海へ向け航行した。
なお当該艦艇は、9月7~8日にかけて対馬海峡を北東進し、同22~23日にかけて宗谷海峡を東進したものと同一。
3掃隊(呉)の掃海艇「みやじま」、1空群(鹿屋)のP1哨戒機が警戒監視に当たった。
さらに同15日の午前4時ごろには、・・・