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海自 不審船対処で海保と訓練 佐渡島東方と九州南方で(2024年10月17日)
2024年10月30日更新
海保との訓練に参加するミサイル艇「おおたか」(手前)=10月17日
海自は10月17日、佐渡島東方と九州南方でそれぞれ、海保と不審船に係る共同対処訓練を実施した。
佐渡島東方海空域の訓練には、海自から舞鶴地方総監部と護衛艦「ふゆづき」が、海保から第九管区海上保安本部と巡視船「はくさん」、巡視艇「こしかぜ」、固定翼機「MA864」が参加。
九州南方では海自から佐世保地方総監部とミサイル艇「おおたか」、海保から巡視船「あかいし」「とから」「きりしま」が参加した。
訓練は重要施設などに向かう不審船を想定して実施。海自と海保はそれぞれの海空域で、情報共有訓練や共同追跡・監視訓練、停船措置訓練を行い共同対処能力を強化させた。