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中国空母「遼寧」与那国島南を航行(2024年10月13日~15日)
2024年10月28日更新
海自は10月13日から15日にかけ、中国海軍の空母「遼寧」(艦番号16)が与那国島(沖縄県)の南を航行し、艦載戦闘機とヘリの発着艦を行ったことを確認した。
「遼寧」は13日午後5時ごろ、「レンハイ」級ミサイル駆逐艦(103)と共に与那国島の南約460キロの海域を移動。15日には、「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(118)も加わり、3隻で同島の南約490キロの海域を南シナ海に向け航行した。14日から15日までに、艦載戦闘機約90回、艦載ヘリ約50回の発着艦を行った。
8護隊(佐世保)の護衛艦「きりさめ」が警戒監視に当たったほか、空自の戦闘機が緊急発進し、空母艦載機の日本領海への接近などに備えた。