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空自がPAC3の機動展開訓練実施(2024年10月9日)

2024年10月25日更新


PAC3を展開する11高射隊の隊員(10月9日、真駒内駐屯地)

 空自北部高射群第11高射隊(長沼)は10月9日、陸自真駒内駐屯地内で地対空誘導弾PAC3の機動展開訓練を実施した。

 「統合防空ミサイル防衛」における空自の任務遂行能力の向上を図ると共に、国民の安全、安心感の醸成に寄与するのが目的で、11高射隊の隊員25人が参加した。

 訓練ではPAC2、PAC3、PAC3MSEの訓練弾を使用。発射機やレーダー装置を展開し、作動確認、迎撃態勢をとるまでの一連の手順を演練した。

 訓練指揮官の中嶋大介2佐(11高射隊長)は「日頃の訓練のように円滑に行うことができた。これからも訓練を重ねて、技量を向上させていきたい」と語った。

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