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防衛関連ニュース
中露の艦艇6隻が沖ノ鳥島沖を航行(2024年10月11日)
2024年10月23日更新
海自は10月11日午後5時ごろ、中国海軍とロシア海軍の艦艇計6隻が沖ノ鳥島(東京都)の北東を航行するのを確認した。
6隻は中国海軍の「レンハイ」級ミサイル駆逐艦(艦番号104)、「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦(117)、「ジャンカイⅡ」級フリゲート(547)、「フチ」級補給艦(889)、ロシア海軍の「ウダロイⅠ」級駆逐艦2隻(548、564)。これらは沖ノ鳥島の北東約400キロの海域を西に移動した。
このうち中国艦の4隻はその後、13~14日にかけて、沖大東島(沖縄県)の南約130キロを経て、沖縄本島の南約370キロの海域を西進。残るロシア艦2隻が、沖縄本島と宮古島(沖縄県)との間を北西進し、東シナ海へ向け航行した。
2護隊(佐世保)の護衛艦「あさひ」、4護隊(呉)の「さざなみ」、13護隊(佐世保)の「じんつう」、15護隊(大湊)の「おおよど」、1空群(鹿屋)と4空群(厚木)のP1哨戒機、5空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視に当たった。