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防衛関連ニュース
陸自中音 国際的な吹奏楽イベント参加(2024年8月14日~18日)
2024年10月18日更新
柴田2佐の指揮で国籍や年齢が幅広い演奏家らとセッションを行う陸自中音の隊員(いずれも8月17日、水戸文化会館)
説明会を終えた新田1尉(左端)のもとに大学生2人組(手前後ろ向き)が採用などに関する質問に訪れた
陸自中央音楽隊(隊長・志賀亨1陸佐=朝霞)は8月14日から18日まで、茨城県の水戸文化会館で行われた世界的な吹奏楽のイベント「国際女性ブラスカンファレンス(IWBC)」に参加し、世界から集まった音楽家との合同演奏や、全国の陸自音楽隊についてPR活動を行った。(末武大河)
演奏と説明会でPR
IWBCは女性金管楽器奏者が中心となって、性別や国籍、世代、プロアマ問わず音楽活動ができるよう、研究、教育、交流を通じて社会に貢献する国際的な行事。今回が13回目で、日本での開催は初めて。金管楽器のコンクールや演奏会などが開催され、中音はコンクールの予選の審査員として隊員を派遣したほか、演奏会や陸自中音についてPRする説明会を行った。
陸自の音楽隊員の採用制度や活動実績の説明会では、新田祐樹1尉が前面に立って詰めかけた来場者に語りかけた。終了後には音楽を専攻する大学生らが新田1尉のもとを訪れ、入隊後の流れや業務内容について熱心に質問していた。
17、18の両日は副隊長の柴田昌宜2佐がタクトを振り、鶫(つぐみ)真衣3曹ら約60人の隊員がオペラ「売られた花嫁」の「道化師の踊り」や、・・・