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木原前防衛相が離任 「皆さんこそが日本国の宝」（2024年10月2日）
2024年10月17日更新
大勢の隊員に見送られて離任する木原前防衛相（中央）。真後ろは大臣旗を持つ古賀３空曹。その後ろは増田事務次官や吉田統幕長ら防衛省・自衛隊の高級幹部（１０月２日、防衛省正門前）
木原稔前防衛相は１０月２日午前、省内で行われた離任式に臨み、講堂に集まった約６００人の幹部を前にあいさつ。「皆さんこそが日本国の宝だ」とたたえ、感謝の言葉を贈った。
木原大臣は「可能な限り部隊に足を運び、厳しい現場で汗を流して働く隊員の姿に接してきた」と約１年間の在職期間を振り返り、「今後は国を守るという共通の使命の下で働く同志として皆さんと共にあり続ける。高い士気と誇りを持って憂いなく働くことができるよう隊員の処遇向上などの取り組みを続けていく」と誓いの言葉を述べた。
一方、同盟国や同志国との関係強化では、特に韓国と約５年半ぶりに防衛協力・交流の正常化で合意し、今年７月には１５年ぶりとなる韓国国防相の訪日が実現したことに触れ、粘り強く韓国側と調整を続けた関係者の努力をたたえ、「この機運を逃すことなく、日韓の防衛協力を活性化していくことを切に望む」と次の時代にバトンを託した。
続いて、・・・
