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海自初のスマート倉庫 来年4月運用開始 舞造補所で落成式(2024年7月19日)
2024年10月11日更新
赤れんが倉庫の北東に建設されたスマート倉庫(いずれも7月19日、舞鶴造修補給所)
テープカット後、倉庫前で看板を掲げる伊藤総監(左)と鈴木所長
【舞鶴】海自舞鶴造修補給所(所長・鈴木伸輔1佐)は7月19日、伊藤秀人舞鶴地方総監をはじめ、近畿中部防衛局の白幡伸明調達部長らを招き、新設倉庫の落成式を行った。最新機材とシステムを導入した海自で初のモデルケースとなる「スマート倉庫」で、来年4月の運用開始を目指す。
新倉庫は、地上3階建て、延べ床面積約1万4000平方メートル。現在使用している赤れんが倉庫群の北東の海側に建設した。築120年を超えて老朽化が顕著な倉庫4棟などに物資が点在しているため、これを1棟に集約することで省人力化、効率化を図る。
年内に各種機材の搬入、棚の設置、スマート倉庫としての機器据え付けなどを行い、年明けから物品の移送作業を本格化し、来年4月から運用を開始する予定だ。
主催者の鈴木所長は落成式で、来賓者に感謝の気持ちを伝えたほか、「古い倉庫から新しい倉庫へのモデルケースになる」と語った。また、伊藤総監は「整理整頓。業務の将来を見据え、問題意識を持って引っ越し作業に取り組んでほしい」とあいさつした。
スマート倉庫には・・・