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米海兵隊と共同訓練「アイアン・フィスト24」 侵略戦争から学んだ〝教訓〟で決意新た この国を最後まで守り抜く(2024年2月25日~3月17日)

2024年4月23日更新


海自の輸送艦「くにさき」の甲板で訓練終了式。陸海自衛隊員と米海軍、海兵隊員が集合写真(3月17日、沖縄県のキャンプ・シュワブ海域)=水機団提供


ジャングル地帯での偵察訓練で、一本のロープを渡る水機団の偵察中隊 (2月26日、沖縄県の北部訓練場)=米軍提供


米第31海兵機動展開隊員と共同で市街地戦闘訓練を行う第2水陸機動連隊(2月26日、キャンプ・ハンセン)=米軍提供


偵察訓練で、崖から懸垂下降する水機団偵察中隊 (2月26日、沖縄県の北部訓練場)=水機団提供・・・ほか

連隊レベルから団本部レベルに

 陸自と米第3海兵機動展開部隊による共同訓練「アイアン・フィスト24」が2月25日から3月17日まで、沖縄を含む南西諸島で行われた。

 訓練には、陸自から水陸機動団隷下の第2水陸機動連隊(相浦)と第1ヘリコプター団(木更津)など約600人と、海自第1輸送隊(呉)輸送艦「くにさき」約200人が参加。

 米側は米海兵隊で唯一インド太平洋地域に前方展開している第31海兵機動展開隊(キャンプ・ハンセン)から約700人と、米海軍から第7艦隊の約600人がそれぞれ強襲揚陸艦「アメリカ」、ドック型輸送揚陸艦「グリーンベイ」、ドック型揚陸艦「ラッシュモア」などで展開した。

 相浦駐屯地とキャンプ・コートニーでは日米共同の指揮機関訓練が行われ、北島一水機団長、金刺基幸掃海隊群司令、トレバー・ホール第3海兵機動展開旅団長以下、日米のスタッフが離・・・

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