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北海道・大島南西 露フリゲート確認

2024年4月23日更新

 海自は3月19日正午ごろ、北海道・大島の南西約40キロの海域でロシア海軍「ステレグシチーⅡ」級フリゲート(艦番号337)を確認した。その後、津軽海峡を東に進み、太平洋に抜けた。

 45掃隊(函館)の掃海艇「えのしま」、2空群(八戸)のP3C哨戒機が情報収集・警戒監視に当たった。

 24日午前5時ごろには、青森県・尻屋崎の北東約40キロの海域で「ステレグシチー」級フリゲート(343)を確認。その後、津軽海峡を西に進み、日本海に抜けた。

 45掃隊(函館)の掃海艇「いずしま」、掃海艇「えのしま」が情報収集を行った。

 30日午前6時ごろには、沖縄県・久米島の西約40キロの海域で「ヴィシニャ」級情報収集艦(535)を確認した。その後、沖縄本島と沖縄県・宮古島の間を南東に進み、4月1日に西へ転進。東シナ海に向かった。

 同艦は24日に山形県・御積島の西側で確認され、新潟県・佐渡島の北側の接続水域から石川県・能登半島の北側を航行し、27日から28日にかけて対馬海峡を南西に進んでいた。

 1掃隊(横須賀)の掃海艦「あわじ」、1海補隊(佐世保)の補給艦「おうみ」、5空群(那覇)のP3C哨戒機が警戒監視に当たった。

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