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北朝鮮 「人工衛星」を発射 木原防衛相 「地球周回を確認」（2023年11月22日）
2023年11月30日更新
防衛省は１１月２２日、北朝鮮が前日２１日午後１０時４３分頃、北西部沿岸地域の東倉里（トンチャンリ）から、衛星打ち上げを目的とする弾道ミサイル技術を使用した発射を強行したと発表した。日本への被害は確認されていない。自衛隊による破壊措置は実施されなかった。
発射された１発は複数に分離し、１つ目は午後１０時５０分頃、朝鮮半島の西約３５０キロの東シナ海上の予告落下区域外に落下。２つ目は同５５分頃に沖縄本島と宮古島間の上空を通過し、同５７分頃、沖ノ鳥島の南西約１２００キロの太平洋上の予告落下区域内に落下したと推定される。いずれも日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）外だった。
防衛省は当初、地球周回軌道への衛星の投入は確認されていないとの見方を示していたが、木原防衛相は２４日の記者会見で、「米韓両国と連携して詳細な分析を進めた結果・・・
