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陸自・米海兵隊実動訓練「レゾリュート・ドラゴン23」 南西地域 連携して守る「不屈の龍」(2023年10月14~31日)

2023年11月27日更新


第152海兵空中給油輸送飛行隊所属のKC130J空中給油機スーパー・ハーキュリーズから降りたつ陸自隊員(10月17日、熊本県の高遊原分屯基地)=いずれも米軍提供


米第262海兵中型ティルトローター飛行隊のMV22オスプレイ(手前)と陸自第107飛行隊所属の陸自V22オスプレイ(奥)が編隊飛行(10月18日、熊本沖)


沖縄県に初飛来した陸自V22オスプレイによる患者後送訓練(10月24日、沖縄県の新石垣空港)=陸幕提供


米第2大隊野戦隊員の装備品を試す陸自8師団隊員(10月21日、鹿児島県の霧島演習場)・・・ほか

過去最大規模 約6400人参加 沖縄に陸自オスプレイ初飛来

 陸自と米海兵隊による国内の実動訓練「レゾリュート・ドラゴン(=不屈の龍)23」が10月14日から31日まで、九州から沖縄、先島諸島に至る南西地域および北海道の自衛隊施設や在日米軍基地などで行われた。

 2021(令和3)年から行っている同訓練としては過去最大規模で、陸自が約5000人、米側が約1400人の計約6400人が参加し、今年で3回目。

 1回目の2021年は東北方を基幹に連隊レベルで、2回目は北方を基幹に師団レベルへ、3回目の今回は西方を基幹に方面隊レベルに格上げされ、訓練規模・内容共に、従来の戦術レベル・・・

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