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中国空母「山東」発着艦570回(2023年10月28日~11月5日)
2023年11月22日更新
海自は10月28~11月5日、中国海軍の空母「山東」(艦番号17)を含む複数の艦艇が太平洋上を航行し、艦載戦闘機とヘリの発着艦を計570回行ったことを確認した。
「山東」はレンハイ級ミサイル駆逐艦やルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦、ジャンカイⅡ級フリゲートなど6~10艦で艦隊を組み、宮古島の南430キロから南東1380キロの海域へ移動した。
その後、向きを反転、宮古島の南約580キロまで北上し、6日に南シナ海向け航行した。この間に「山東」の艦載戦闘機が約420回、ヘリが約150回発着艦を行った。
4護群4護隊(呉)の護衛艦「さざなみ」「さみだれ」、12護隊(呉)の護衛艦「うみぎり」が警戒監視と情報収集を行った。