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めざせ!体力強化
<78>「体幹トレーニング」(下)
2021年11月18日付「自衛隊スポーツ」
体育学校(朝霞)が行った「体育セミナー」で紹介された体幹の錬成法。同校体育班が作成した資料から今月号は、体幹トレーニングのポーズの一つを取り入れた「高強度インターバルトレーニング」により“6パック”を目指して腹筋を鍛える方法を再掲する。
高強度インターバルで 腹筋を集中して鍛える
先月号で紹介した3パターンの体幹トレーニングのポーズ。そのうちの「プローンポジション」を取り入れ高強度インターバルトレーニングで追い込む。
四つの運動を各20秒間、全力で行う。運動間のインターバルは10秒。持久力などを向上させられる。
「クランチ」はあおむけになり股関節、膝関節を90度、両手を後頭部に重ねる(写真①)。息を吐きながら上体を起こし、両肘を両膝、または大腿部前面につける(②、③)。下ろす時は上体をおおむね肩甲骨下部まで床につける。
「ツイストクランチ」は、あおむけになり両足を伸ばす。両手のひらを耳あたりに軽く添える(④)。息を吐きながら上体をひねりつつ起こす。ひねった側の足を膝を曲げながら引き寄せ、肘とつける(⑤、⑥)。
体幹トレーニングポーズの一つの「プランク」(プローンポジション)は、うつ伏せで肘をつき、息を吐きながら体を床から浮かせる。肩から足まで一直線に保った姿勢をキープ(⑦)。
「レッグレイズワイパー」はあおむけになり、両腕を左右に伸ばして手のひらを床につける。両足を床に対して直角になる位置まで上げる(⑧)。
息を吐きながら、両足を床すれすれまで倒す(⑨、⑩)。吸いながら元に。吐きながら逆へ倒す(⑪)。
各種目をインターバルを入れながら連続(クランチ→ツイストクランチ→プランク→レッグレイズワイパー)する。最大2セット。オールアウト(全力を出し切る)まで行う。