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ビエンチャン・ビジョン2.0
「対等で開かれた協力」推進 アップデート版の特徴
(2019年11月17日)

2020年2月21日更新

 日ASEAN防衛担当大臣会合で「ビエンチャン・ビジョン2.0」を発表し、各国の国防相らと記念撮影に臨む河野防衛相(左から6人目)=昨年11月17日、タイの首都バンコクで=防衛省提供

 河野防衛相は昨年11月17日、タイの首都バンコクで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟全10カ国と日本による第5回「日ASEAN防衛担当大臣会合」に出席し、我が国が2016年に打ち出した日ASEANの防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン」の初のアップデート版となる「ビエンチャン・ビジョン2.0」を発表した。ASEAN独自の外交戦略「インド太平洋アウトルック(展望)」とも連携するこの新たな「ビエンチャン・ビジョン2.0」の特徴について、防衛省防衛政策局国際政策課の協力を得てまとめた。


 16年11月、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた第2回「日ASEAN防衛担当大臣会合」で稲田朋美防衛相(当時)が初めて「ビエンチャン・ビジョン」を発表してから3年余り。

 この間、防衛省・自衛隊は、@「法の支配」貫徹のため、海洋・航空分野の国際法に関する認識共有A海洋安全保障の強化のため、情報収集・警戒監視、捜索救難の能力向上B多様化する安全保障上の課題に対処するため、多分野にわたる能力向上――に向けた支援を目指し、「乗艦協力プログラム」や「・・・

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「ビエンチャン・ビジョン2.0」〜日ASEAN防衛協力イニシアチブ〜

アップデートの趣旨

 ■2016年11月の「ビエンチャン・ビジョン」表明以降3年間の日ASEAN防衛協力に関する取り組みをレビュー

 ■インド太平洋地域を一体と捉える、より広い文脈でビジョンを再定義

 ■日ASEAN防衛協力の「実施3原則」を提示するとともに、ASEANの強靭性の強化を協力の目的として明示

日ASEAN防衛協力の実施3原則

 T 心と心の協力:ASEANの理念の尊重、人的ネットワークの重視、個別ニーズに率先して耳を傾ける姿勢

 U きめ細やかで息の長い協力:計画的・継続的で透明性のある関与、持続可能なアウトカムの追求

 V 対等で開かれた協力:ASEANの中心性・一体性・強靭性に資する国際連携の強化

【1.協力の目的】

 東南アジア地域を結節とする「・・・

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