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「山東」艦載機発着艦620回(2023年4月24日)

2023年5月18日更新

 海自は4月24日、中国海軍の空母「山東」(艦番号17)が複数の艦艇と共に太平洋上を航行し、艦載戦闘機とヘリの発着艦を行ったことを確認した。中国艦隊は同5日から我が国周辺海域に展開しており、発着艦はこれまでで計620回を数えた。

 「山東」はこの日の午後8時ごろ、「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦2隻(163「焦作」、173「長沙」)、「レンハイ」級ミサイル駆逐艦(106「延安」)、「ジャンカイⅡ」級フリゲート2隻(536「許昌」、573「柳州」)、「フユ」級高速戦闘支援艦(905)の6隻と共に沖縄県・与那国島の南約360キロの海域を航行。西へ進み、南シナ海へ入った。この間に「山東」の艦載戦闘機(J15)とヘリ(Z18J)が発着艦を行った。

 5護隊(佐世保)の護衛艦「あけぼの」が警戒監視に当たったほか、空自の戦闘機が緊急発進し空母艦載機の日本領海への接近に備えた。

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