創刊70年を迎える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
安保・防衛問題の専門紙です
防衛関連ニュース
中部方面隊「ダイニング甲子園」開催 「大久保美味んば」が最優秀(2023年4月4日)
2023年5月17日更新
認定証授与式後、堀井総監(前列中央)を囲んで記念写真に納まる受賞部隊の隊員ら(4月4日、中方総監部)
最優秀に輝いた大久保駐屯地業務隊の「大久保美味んば」
「ダイニング甲子園」レシピ集
「デザート甲子園」レシピ集
中部方面隊は、令和3年度中方給食向上施策「デザート甲子園」に引き続き、「ダイニング甲子園」を開催。4月4日に中方総監部で最優秀、優秀、優良の評価を獲得した6部隊に対する認定証授与式を行った。最優秀には、大久保駐屯地業務隊の「大久保美味(びみ)んば」が輝いた。
「ダイニング甲子園」は、「方面隊の給食の質をさらに向上させ、駐屯地給食および営内生活の魅力化を図ると共に、給食について積極的に広報して、防衛基盤の醸成および隊員募集に寄与する」ことを目的に企画・開催された中部方面隊独自の給食向上施策の一つ。年度単位で1テーマを設定し、コンテスト形式で優秀レシピを表彰する。
令和4年度は、若年隊員の米飯離れ、小麦価格の高騰、残飯削減への対応を狙いに「米の喫食を増進させる味付きご飯」をテーマに行った。
中方管内の各駐屯地から創意工夫を凝らした食欲をそそるユニークな合計32種類のレシピがエントリーされ、1次審査で栄養士ら専門家による書類審査などにより6品を選出。次いで2次審査として全駐屯地の食堂で隊員に実際に提供し、隊員の食味評価により、最優秀1品、優秀2品、優良3品を決定した。
審査結果は、最優秀は大久保駐屯地「大久保美味んば」、優秀は久居駐屯地「~伊勢の地で燦燦(さんさん)と輝く味~三重っぱりメシ」、千僧駐屯地「千僧系 坦々丼!」、優良は、高知駐屯地「チキンナンバンめし」、青野原駐屯地「牛もつ入りソバめし」、姫路駐屯地「味付け不要! 塩麹(こうじ)と塩昆布のもろこし炊き込みご飯」となり・・・