創刊70年を迎える『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える
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　防衛研究所（川崎方啓所長）はこのほど、新たな研究書籍シリーズ「ＮⅠＤＳパースペクティブ」を創刊、その第１弾として、米中間の戦略的競争に焦点を当てた『大国間競争の新常態』（税込み２２００円）を刊行した＝写真は表紙。

　これまで日本周辺の安全保障情勢を独自に分析した年次報告書として１９９６年度から２６回の刊行を数えた『東アジア戦略概観』に代わる新シリーズだ。

　新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵略の影響など、世界情勢の激変を受けてグローバルかつ長期的な視点による研究の深掘りが求められる中、単年度の定点観測に基づく分析ではなく、地域や政策領域を横断し、時間軸と空間軸を交錯させた研究者独自の「パースペクティブ（研究視角）」による分析・研究を前面に打ち出したのが最大の特徴・・・

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