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要隔離者受け入れ施設完成 北関東局 朝霞、下総、館山、入間

2023年5月15日更新


入間基地の外来隊舎外観


朝霞駐屯地の外来隊舎外観


下総航空基地の外来隊舎外観


身障者用のバス・トイレ


洗濯室

 【北関東局】北関東防衛局(扇谷治局長)が管轄する陸自朝霞駐屯地、海自下総航空基地、海自館山航空基地、空自入間基地において、令和2年度の補正予算で建設を進めてきた新型コロナなど感染症の要隔離者100人の受け入れが可能な外来隊舎が、昨年8月から9月にかけて完成した。

 朝霞と下総は鉄筋コンクリート造4階建て、館山と入間は同5階建てで、いずれも延べ床面積は約3700平方メートル。バス・トイレを含む個室100室を備え、洗濯乾燥室や給湯室など通常の隊舎として必要な機能も確保されている。

 普段は自衛隊の外来隊舎として使用されるが、要隔離者を受け入れることを想定し、建物内で生活支援者と要隔離者が接触しないように使用区画や動線の分離なども可能となるよう設計されているのが特徴だ・・・

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