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新井1佐が陸幕長に帰国報告 国連でPKO方針策定などに従事(2022年5月10日)

2022年5月20日更新

 

米ニューヨークの国連平和活動局への派遣任務を終えて帰国し、吉田陸幕長(右)に同局での業務の状況を報告する新井1佐(5月10日、陸幕で)

 米ニューヨークの国連平和活動局に約2年半派遣されていた新井信裕1陸佐がこのほど帰国し、5月10日、防衛省で吉田陸幕長に帰国を報告した。

 新井1佐は国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)の第1次司令部要員の施設幕僚として同国の首都・ジュバに派遣された経験を持つ。当時は現地で施設活動全般の調整などを行い、派遣部隊がインフラ整備などの活動に当たるための基礎を作り上げた。

 今回派遣されていた国連平和活動局では、19年10月から22年5月までの間、約60カ国の軍人と共に国連本部に勤務し、軍事部軍事計画課で国連平和維持活動(PKO)の方針の策定や基準の設定、計画の作成などを担った。また、アフリカ・マリ共和国の安定を支援する「国連マリ多元統合安定化ミッション(MINUSMA)」に加わり、現地の状況を確認した。

 陸幕で行われた帰国報告には山根寿一副長、戒田重雄運用支援・訓練部長、松永浩二防衛部長が立会。吉田陸幕長は新井1佐から報告を受けた後、2級賞詞を授与し、功績をたたえた。

 引き続き行われた懇談で新井1佐は「マリは平和定着までは時間がかかる状況であると考えられるが、その中で国連のPKOミッションの計画を担当する幹部として寄与でき、よい経験になりました」と報告した。

 吉田陸幕長は・・・

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