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中国空母で発着艦200回 空自戦闘機がスクランブル
2022年5月19日更新
中国海軍の空母「遼寧」から発艦した艦載戦闘機J15(5月9日)=統幕提供
「遼寧」は5月1日から2日にかけ、「レンハイ」級ミサイル駆逐艦1隻、「ルーヤンⅢ」級ミサイル駆逐艦3隻、「フユ」級高速戦闘支援艦1隻とともに長崎県・男女群島の西約350キロに現れ南進。沖縄周辺の東シナ海を航行中に「ジャンカイⅡ」級フリゲート1隻、「ルーヤンⅡ」級ミサイル駆逐艦1隻が加わり、計8隻の艦隊を編成し太平洋に出た。
3日正午ごろからは「遼寧」艦載のJ15戦闘機、Z9、Z18ヘリの発着艦を開始した。これに対し、海自1護隊(横須賀)の護衛艦「いずも」、8護隊(呉)の「すずつき」などが警戒監視に当たったほか、空自の戦闘機が緊急発進し、空母艦載機の日本領海への接近などに備えた。
岸大臣は10日の定例会見で・・・