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近畿中部局 オンラインセミナー実施 「南海トラフ地震」がテーマ(2022年3月6日)

2022年5月18日更新


鎌田浩毅教授


紅谷昇平准教授


中尾京一本部長

 【近畿中部局】近畿中部防衛局(竹内芳寿局長)は3月6日、「令和3年度防衛問題セミナー」をオンライン(YouTube)で開催した。同局のオンラインセミナーは昨年に続き2回目。

 今回は、京都大学名誉教授で京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授の鎌田浩毅氏をはじめ、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科准教授の紅谷昇平氏、自衛隊和歌山地方協力本部長の中尾京一氏が講師に招かれ、「南海トラフ巨大地震に備えて」をテーマにそれぞれ講演した。

 第1部では、鎌田教授が「南海トラフ巨大地震のメカニズムと被害想定〜『大地変動の時代』に必須の地球科学としなやかな生き方〜」と題し、南海トラフ地震の発生メカニズムや被害想定、発生時期などについて講演。

 東日本大震災の10倍の被害(被害総額約220兆円、日本国民の半数が被災)が予測される巨大地震や、「西日本大震災」とも呼ぶべき災害が2035年前後に発生することを前提に準備するよう力説した。

 第2部では紅谷准教授が「大地震に備えた家庭・地域の防災対策」と題し、大地震に関する身近な疑問をクイズ形式で解説し、命を守るために必要な対策について、(1)地震直後(2)直後〜3日後(3)3日後以降——の三段階に分けて説明した。

 第3部では中尾本部長が「防衛省・自衛隊の防災訓練」と題して、自衛隊が平素から自治体や在日米軍、関係機関とどのように連携して訓練を行い、災害に備えているのかについて講演した。

 当日は約400人が視聴・・・

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