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空自C2が物資輸送開始 ウクライナ支援(2022年5月1日)

2022年5月12日更新

 

多くの隊員たちの見送りを受け、ポーランドに向け出発するC2輸送機に乗り込む「ウクライナ被災民救援空輸隊」のクルー(5月1日、入間基地で)

周辺国へ毛布など

 政府は4月28日の閣議で、ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナからの避難民を支援するため、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく「人道的な国際救援活動」として、「ウクライナ被災民救援国際平和協力業務実施計画」を決定した。これを受けて岸防衛相は同日、自衛隊機による支援物資の輸送命令を発出した。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの要請を受けて実施するもので、防衛省・自衛隊では空自の航空支援集団(府中)を基幹とする「ウクライナ被災民救援空輸隊等」を約200人規模(国内待機要員等を含む)で編成。

 5月1日に出発した空自C2輸送機(2輸空・入間)による第1便を皮切りに、6月末までの間、空自機が週1便程度の予定で、UNHCRの備蓄倉庫があるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイからウクライナ周辺国のポーランドやルーマニアに毛布などの人道救援物資を空輸する。

 準備や撤収を含めた計画全体の期間は4月29日から7月15日まで。

 ウクライナの周辺国には500万人以上の避難民が流入し、生活物資のニーズが高いことから、岸大臣は4月28日の臨時記者会見で「一丸となって被災民の方々に寄り添う支援に貢献していきたい」と語った。

 空自入間基地では5月1日、C2輸送機の出国行事が行われ・・・

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