朝雲寸言2012/5/17付

 プーチン氏がロシア大統領に就任した。一度は首相に「退いた」彼が再び大統領に戻ったからには、それなりの目標があるに違いない。
 
一つは軍の近代化を完成させ、天然資源に依存する経済を高度化、ロシアを21世紀後半の大国にする基礎固めをすることだろう。もう一つはアジア戦略である。帝政、冷戦時代を通じ、列強ひしめく欧州を向いていたロシアは、今や大国であり続けるためにアジアに目を向けている。
 地政学風に言えば、ユーラシアのハートランドであるロシアにとって、最大の懸念は西アジアから中国に連なる広大な国境線が、ロシアの「やわらかい脇腹」であること。言い換えれば、中央アジアの紛争と中国の北方への侵食だ。転じて日本を見れば、太平洋へのアクセスとともに極東発展のカギを握る存在と映る。
 プーチン氏は就任前、日本メディアとの会見で北方領土問題の解決に向けた意欲を示している。氏は柔道にたとえて、領土問題には勝者も敗者もない「引き分け」を提唱した。このメッセージをどう受け止めるべきか。
 
近年のロシアには、「領土は第2次大戦の戦利品」「取り返したければ戦争に勝て」と言わんばかりの発言が目立つ。その中で、強いリーダーがあえて「引き分け」に言及した背景には、地政学的な"本気度"が感じられる。
 原則論は大切だが、日本も21世紀後半への大戦略をもって、まずは組み手を始めてはどうか。

時の焦点 <国内>2012/5/17
予測過たぬ制度設計を
東雲 次郎(政治評論家

次世代の公的年金
 日本のヴェネチアとの異名を持ち、水路に面した江戸時代からの街並みが美しい千葉県の水郷・佐原に、この地で暮らし、日本初の実測全国地図を作った伊能忠敬の業績を讃える記念館がある。
 展示室の大画面では、忠敬の没後3年目(1821年)に完成した「大日本沿海輿地全図」と、衛星データを使った最新の日本地図が交互に浮かび上がる。「全図」の水墨画のような美しさと、一部の経度のズレを除けば最新地図とほぼ一致する正確さが印象的だ。
 計測器具の発達があったとはいえ、忠敬の緻密で粘り強い仕事がなければ、ここまでの地図はできなかっただろう。実態と乖離した地図では国土計画も都市政策もままならない。不正確な「全図」だったら、江戸幕府や明治政府の政策にも悪影響を与えていたはずだ。
 計測と実態とのズレが混乱を引き起こすのは、地図に限ったことではない。消費税率引き上げ関連法案などを審議する衆院の「社会保障と税の一体改革に関する特別委員会」の焦点も、人口や経済成長を巡る過去の予測と現状との間に生じたズレを、新たな制度設計で克服することにある。
 百年単位ではさして変化しない国土が相手の地図とは対照的に、数十年単位で変わり得る人口や経済成長を考慮した「予想図」は難しい。例えば公的年金は、半世紀前の「予想図」をもとに積み立て方式から賦課方式へと位置づけを変えたが、少子高齢化の速度があまりにも速く、現実とのズレが大きくなり過ぎて、今の仕組みでは維持が難しい状態になった。
 もっとも、半世紀前には既に、少子高齢化ともつながる「過疎」という概念が公文書に登場したことを考えると、忠敬ばりの観察力があれば、より正確な「予想図」と、別の制度設計が可能だったとも思える。衆院特別委でも、政局とは切り離した冷静な議論で、与野党が正確な「予想図」を共有することが大事だ。「まだ成長は可能」「無駄はもっと削れる」といった楽観論で"測量"を歪めれば、不正確な「予想図」をつかまされて困るのは次の世代だ。
 その意味で、与野党論議のキーマンが、民主党は党税制調査会長の藤井裕久氏、自民党は衆院特別委の筆頭理事の伊吹文明氏と、財務相経験もある長老二人であることが興味深い。藤井氏79歳。伊吹氏74歳。正確な"測量"には、政治家としての「残り時間」を達観した長老の方が適役かも知れない。
 もちろん、事は一政権の問題ではなく、今後何十年も国民生活に影響するのだから、もっと若い世代が中心になるべきだという声もある。ただ、人生の終盤を費やして、次世代に残す立派な仕事をした人は多い。50歳を過ぎてから地図の作成を始めた伊能忠敬もその一人だ。5月17日は忠敬の命日。何となく、「長老の働きに賭けたい」という気にもなってくる。

時の焦点 <海外>2012/5/17
客観的視点失わぬ台湾
荒木 俊光(外交評論家)

植民地時代を見る目
 4月下旬に台湾の台北を訪れた。滞在中、馬英九総統が執務をする台湾総統府や、巨大な蒋介石像がある中正記念堂、本土から運ばれた中国王朝の貴重な文物が展示された故宮博物院など有名観光地を駆け足で見てきた。台北の新市街は超高層ビルが建ち並ぶが、旧市街や郊外には総統府をはじめ古い建築物や街並みが残っているため、レトロな雰囲気が漂っており、初めての訪問だったのにどことなく懐かしさを覚えた。
 そもそも台湾総統府が日本植民地時代の総督府の建物を利用している。中に入ると、建物の成り立ちや台湾の歴史、政治の流れを学べるように展示されており、日本語ができるボランティアガイドが丁寧に教えてくれた。私自身が過去に駐在した韓国と比べて驚いたのは、植民地時代について極めて客観的で冷静な展示が行われていることだった。
 ソウルにかつて存在した朝鮮総督府の建物は1990年代半ばまで残っていたが、反日的な政策を推進した金泳三政権時代に解体された。韓国でも独立記念館などには日本の植民地時代に関する展示があるが、日本の植民地政策や残虐行為を徹底的に糾弾する姿勢で一貫している。中には当時使われたとされるいくつもの拷問器具が再現され、拷問を実際に「追体験」できるような展示もある。子どもには当時の日本ではなく、日本人そのものに対する恐怖心・敵愾心が植え付けられるのではないかと思う。
 台湾総統府では「反日」をあおる展示はなく、植民地時代の日本の政策にも詳しく触れ、かつ客観的に紹介されていた。台湾と韓国の対日観の違いを改めて思い知らされた。
 中国の清朝時代などに集められた貴重な美術品が大量に展示されている故宮博物院の成り立ちは興味深い。収蔵美術品は国共内戦で本土を追われた蒋介石率いる国民党政府が運んできたものだ。中国の権力者は歴代、過去の中華文明を象徴する文物を所有することで政権の「正統性」を示してきた。生死が懸かった内戦の最中に苦労して美術品を船で運んだのは、蒋介石政権の「正統性」を見せつけるために必要だったのだという。
 どこの観光地へ行っても目立ったのが中国本土からの団体観光客で、故宮博物院でも大型バスがひっきりなしに到着していた。ヒスイを白菜の形に彫刻した「翠玉白菜」と豚の角煮そっくりの彫刻「肉形石」が人気の展示だが、長い列で混雑がひどい上、騒々しいため落ち着いて鑑賞することができなかった。現在本土からの観光の多くは団体旅行だが、個人旅行も一部解禁され、今後さらに拡大していくのは間違いない。
 親中路線の馬政権の下で、中台は結びつきをますます強めている。中国依存度がこのまま高まれば、台湾は経済面から否応なしに中国にのみ込まれていくのではないか。我が物顔で振る舞う大勢の中国人観光客を見て、そんなことを思った。

<朝雲寸言>

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<時の焦点>

2012年5月10日付
(国内)更なる混乱生む恐れも
(海外)活発な独自外交の展開
2012年4月26日付

(国内)世論次第の不毛な対立
(海外)協調路線か強い米国か
2012年4月19日付

(国内)合従連衡の再編選挙に
(海外)高くつく火遊びの代償
2012年4月12日付

(国内)国益を損なう二重外交
(海外)民主化占う次の総選挙
2012年4月5日付

(国内)首相は蛮勇振るえるか
(海外)米欧で高まる厭戦傾向
2012年3月29日付

(国内)優先すべきは法案成立
(海外)米朝合意も元の木阿弥
2012年3月22日付

(国内)「人の和」なき民主、自民
(海外)過激派に加え宗教抗争
2012年3月15日付

(国内)表題に偽り「一体」改革
(海外)消えぬ時間稼ぎの懸念
2012年3月8日付

(国内)信賞必罰なき国対人事
(海外)米の出口戦略にも暗雲
2012年3月1日付

(国内)不作為の弊害どこまで
(海外)ユーロ圏の試練は続く
2012年2月23日付

(国内)政権は現場の苦労見よ
(海外)派閥間の駆け引き激化
2012年2月16日付

(国内)被災地よそに1年空費
(海外)熾烈な共和党指名争い
2012年2月9日付

(国内)連携も選挙制度も不安
(海外)瀬戸際の駆け引き続く
2012年2月2日付

(国内)日本の命運賭ける150日
(海外)アジア太平洋の力比べ
2012年1月26日付

(国内)野党色だけでいいのか
(海外)日本も建設的な役割を
2012年1月19日付

(国内)政権のカギの憎まれ役
(海外)強まる中国の経済支配
2012年1月12日付

(国内)対する政治の体たらく
(海外)見極めたい戦略的空間
2012年1月5日付

(国内)「政治」を回復する年に
(海外)混沌の国際政治と経済
2011年12月22日付

(国内)民主党政策決定の欠陥
(海外)現状維持か中台冷却か
2011年12月15日付

(国内)「強い政府」どこへやら
(海外)自助努力と政策協調で
2011年12月8日付

(国内)反民主で議席増目指す
(海外)"経済の飛躍"アピール
2011年12月1日付

(国内)政局で政策忘れる宿痾
(海外)共通の人口膨張と失業
2011年11月24日付

(国内)勘の良さとしっぽ切り
(海外)共和党本命不在が拍車
2011年11月17日付

(国内)誰も示さない「10年後」
(海外)濃厚な軍事利用の意図
2011年11月10日付

(国内)選挙制度と消費税の壁
(海外)判断の遅れで被害拡大
2011年11月3日付

(国内)民主には今も「県外」派
(海外)防ぎたい南欧への波及
2011年10月27日付

(国内)改革の成否を握る公明
(海外)独裁なき中東へ試金石
2011年10月20日付

(国内)妥協ありきでは虚しい
(海外)真の民主化へまだ序章
2011年10月13日付

(国内)豹変いとわぬ主義主張
(海外)韓国政治の今後を左右
2011年10月6日付

(国内)不毛に終始した予算委
(海外)異質なロシア政治風土
2011年9月29日付

(国内)展望開けぬ「早期解散」
(海外)国連加盟申請で米苦境
2011年9月15日付

(国内)比例増巡り民公連携も
(海外)悩める米と中国の台頭
2011年9月8日付

(国内)党内合意にまず黄信号
(海外)何よりも外交力回復を
2011年9月1日付

(国内)政治空白はもうご免だ
(海外)容易でない新体制構築
2011年8月25日付

(国内)「宰相の器」を選べるか
(海外)反日は人気取りの道具
2011年8月18日付

(国内)調整型重視でいいのか
(海外)打つ手ない景気、雇用
2011年8月11日付

(国内)原発政策の行方を左右
(海外)非核化へ冷静な対応を
2011年8月4日付

(国内)「逃げ道」ありきの財源
(海外)多文化主義襲った悲劇
2011年7月28日付

(国内)主導権剥奪巡りバトル
(海外)大国の自信と社会矛盾
2011年7月21日付

(国内)理解求める誠実さ欠如
(海外)地道な支援が実を結ぶ
2011年7月14日付

(国内)国益損なう政権延命策
(海外)混乱に終止符打てるか
2011年7月7日付

(国内)ほど遠い政権浮揚効果
(海外)EU内部に深刻な亀裂
2011年6月30日付

(国内)政府の機能不全は必至
(海外)懸念大きい治安リスク
2011年6月23日付

(国内)国民苦しめる権力闘争
(海外)露骨な中国の拡張主義
2011年6月16日付

(国内)「辞める勇気」はあるか
(海外)金総書記訪中後の強気
2011年6月9日付

(国内)党や個人のエゴ捨てよ
(海外)漂流日本と戦略の中国
2011年6月2日付

(国内)不信任案巡り攻防激化
(海外)前途多難な対話と協調
2011年5月26日付

(国内)綿密な検証こそ不可欠
(海外)中東政策見直しの転機
2011年5月19日付

(国内)空回りした首相の知識
(海外)3・11の教訓を世界へ
2011年5月12日付

(国内)企業任せの国策に問題
(海外)深まる混乱に米欧慎重
2011年4月28日付

(国内)許されぬ責任論の放置
(海外)カダフィ政権徹底抗戦
2011年4月21日付

(国内)官僚排除の姿勢改めよ
(海外)国際的取り組み議題に
2011年4月14日付

(国内)「脱官僚」が混乱深めた
(海外)反発と同情ないまぜに
2011年4月7日付

(国内)身近な行政の重い役割
(海外)政権与党が州議選連敗
2011年3月31日付

(国内)パフォーマンスは不要
(海外)国際社会へ大きな警鐘
2011年3月24日付

(国内)消費税引き上げ不可避
(海外)あおられる「核の恐怖」
2011年3月17日付

(国内)政権公約転換の決断を
(海外)国際社会に大きな教訓
2011年3月10日付

(国内)国民生活と国益どこへ
(海外)朴槿恵氏がいぜん独走
2011年3月3日付

(国内)事態の打開へどう決断
(海外)正体が露呈した指導者
2011年2月24日付

(国内)日本の将来は二の次か
(海外)米の二重基準浮き彫り
2011年2月17日付
(国内)国民の目線はきびしい
(海外)体制覆した情報の伝播
2011年2月10日付
(国内)真摯な態度欠く行事役
(海外)中東諸国も経験共有を
2011年2月3日付
(国内)鍵握る公明は強硬姿勢
(海外)米の外交戦略に大打撃
2011年1月27日付
(国内)"触媒"たり得ぬ政策通
(海外)独裁崩壊の衝撃と波紋
2011年1月20日付
(国内)野党時代の乱発が仇に
(海外)難しさ増す対テロ戦争
2011年1月13日付
(国内)党派超えて財政再建を
(海外)まだ整わぬ対話の条件
2011年1月6日付
(国内)仙谷氏交代でも危機に
(海外)低下する首脳の求心力
2010年12月23日付
(国内)見直し必要な「借り物」
(海外)中国に振り回された年
2010年12月16日付
(国内)無駄で有害な社民接近
(海外)まだある挑発の可能性
2010年12月9日付
(国内)政権立て直しの方策は
(海外)テロか公益か機密暴露
2010年12月2日付
(国内)どう動く小沢グループ
(海外)米中韓悩ますジレンマ
2010年11月25日付
(国内)戒めたい緊張感の欠如
(海外)焦り見える瀬戸際戦術
2010年11月18日付
(国内)政変へ危険な崖っぷち
(海外)足元固め必要な菅政権
2010年11月11日付
(国内)政治状況映し出す事案
(海外)見据えたい権力ゲーム
2010年11月4日付
(国内)「政治と金」けじめが先
(海外)4年間で10兆の大仕事
2010年10月28日付
(国内)党執行部は判断先送り
(海外)軍政恒久支配狙う儀式
2010年10月21日付
(国内)瑣末にすぎる野党質問
(海外)権力の移行過程に注目
2010年10月14日付
(国内)法の素人をあなどるな
(海外)中国へのメッセージだ
2010年10月7日付
(国内)国益損なう揚げ足取り
(海外)米は「制裁関税」で圧力
2010年9月30日付
(国内)内実もろい「挙党一致」
(海外)海洋権益への強い野心
2010年9月16日付
(国内)国家は悪の思考方法?
(海外)必要な宗教への寛容さ
2010年9月9日付
(国内)世論と乖離の国会議員
(海外)頼みの綱はやはり中国
2010年9月2日付
(国内)思うがままの空理空論
(海外)特殊部隊も作戦に従事
2010年8月26日付
(国内)「国民生活第一」が泣く
(海外)権益めぐる攻防が激化
2010年8月19日付
(国内)微妙な「反菅」投票行動
(海外)未来見据え関係構築を
2010年8月12日付
(国内)政権公約を自己目的化
(海外)国民相互の理解がカギ
2010年8月5日付
(国内)財政健全化路線どこへ
(海外)賛否めぐり揺れる欧州
2010年7月29日付
(国内)目立つ過信や自信喪失
(海外)日米韓連携さらに重要
2010年7月22日付
(国内)参院「政局の府」脱却を
(海外)米の出口戦略に黄信号
2010年7月15日付
(国内)政策提示が再編の軸に
(海外)ネットで聖戦呼びかけ
2010年7月8日付
(国内)発言のぶれ選挙に直結
(海外)権利意識とネットの力
2010年7月1日付
(国内)大衆迎合の政治を煽る
(海外)米欧の路線に不協和音
2010年6月24日付
(国内)路線の転換まだ不十分
(海外)後継体制の構築を急ぐ
2010年6月17日付
(国内)“総括抜き”認めてない
(海外)わが国にも厳しい警告
2010年6月10日付
(国内)「後世の評価」語るとは
(海外)ハードル高い対北決議
2010年6月3日付
(国内)民主は改選議席ピンチ
(海外)決断ためらわぬ指導力
2010年5月27日付
(国内)連立常態化など問題も
(海外)微笑みの国の貧富の差
2010年5月20日付
(国内)とにかく、ちぐはぐだ
(海外)弱者を襲う深刻な病理
2010年5月13日付
(国内)現実に立脚した政策を
(海外)展望描けぬ路上の騒乱
2010年4月29日付
(国内)政治に弾みもたらすか
(海外)課題は時代への適応力
2010年4月22日付
(国内)反鳩山で「山が動く」か
(海外)北が関与? 揺れる国内
2010年4月15日付
(国内)民主への共通の危機感
(海外)プラハ演説実現へ一歩
2010年4月8日付
(国内)普天間問題さらに迷走
(海外)6カ国協議再開を左右
2010年4月1日付
(国内)次から次へ閣内の混乱
(海外)タフな交渉で外交成果
2010年3月25日付
(国内)テロ陰謀説は口頭注意
(海外)一筋縄でいかぬ民主化
2010年3月18日付
(国内)多弁すぎて迫力がない
(海外)五輪に見た「愛国」の形
2010年3月11日付
(国内)幻想ふりまき自縄自縛
(海外)試される主要国の結束
2010年3月4日付
(国内)毅然とした政治姿勢を
(海外)アフガンから撤退必至
2010年2月25日付

(国内)米の抑止力弱める発言
(海外)内外ともに展望開けず
2010年2月18日付

(国内)法令解釈の姿勢に注目
(海外)頼りの日本は意気消沈
2010年2月11日付

(国内)民主政権に幸か不幸か
(海外)クセ球に惑わされるな
2010年2月4日付

(国内)「逆ギレ」せずに勉強を
(海外)安定化阻む腐敗の蔓延
2010年1月28日付

(国内)迫力を欠く自民の追及
(海外)無党派層の離反で逆風
2010年1月21日付

(国内)重要課題停滞させるな
(海外)協力深める絶好の機会
2010年1月14日付

(国内)党内革命から新党まで
(海外)難題「暴発」防ぐ知恵を
2010年1月7日付

(国内)小沢氏の求心力に注目
(海外)指導者欠く不確実時代
2009年12月24日付

(国内)たかが1人されど1人
(海外)現実も直視の米大統領
2009年12月17日付

(国内)政権党幹事長の「慢心」
(海外)COP15途上国の反発
2009年12月10日付

(国内)日米同盟は最悪の展開
(海外)実利を見失った社民党
2009年12月3日付

(国内)与野党覆う不信の構図
(海外)欧州連合「粘り」の成果
2009年11月26日付

(国内)信頼は根底から崩れる
(海外)対話政策に転換した米
2009年11月19日付

(国内)劇場性に惑わされるな
(海外)笑顔の裏の冷徹な戦略
2009年11月12日付

(国内)小沢氏の権力浮き彫り
(海外)形を変えて新たな壁も
2009年11月5日付

(国内)過ちは憚らずに改めよ
(海外)減税と社会保障の重圧
2009年10月29日付

(国内)行動を伴わない理想論
(海外)合意履行が政治の責任
2009年10月22日付

(国内)首相が負う最後の決断
(海外)安全確保の成算あるか
2009年10月15日付

(国内)自民も賛成と思いきや
(海外)手放さぬ北朝鮮カード
2009年10月8日付

(国内)歓心買うより処方箋を
(海外)G20の政策協調に期待
2009年10月1日付

(国内)党再生の道は開けるか
(海外)真の豊かさへ難題山積
2009年9月17日付

(国内)過剰な「委任」の危険性
(海外)外交は奇をてらわずに
2009年9月10日付

(国内)民主公約に懸念相次ぐ
(海外)対テロ戦「出口戦略」は
2009年9月3日付

(国内)自民に健全野党の責務
(海外)社民低迷で連立疑問符
2009年8月27日付

(国内)目離せぬ小沢氏の動向
(海外)経済成長と太陽政策と
2009年8月20日付

(国内)実績、それとも期待感?
(海外)対立軸不鮮明な両党名
2009年8月13日付

(国内)再編の端緒を開けるか
(海外)溝は深いが交渉局面に
2009年8月6日付

(国内)党首の失言に戦々恐々
(海外)実利重視の関係構築へ
2009年7月30日付

(国内)軌道修正は評価したい
(海外)北とミャンマーは黙殺
2009年7月23日付

(国内)感じられぬ気概と潔さ
(海外)強行後の交渉入り濃厚
2009年7月16日付

(国内)現実味帯びる自民大敗
(海外)漢族の支配に不満爆発
2009年7月9日付

(国内)民主も同罪の政治と金
(海外)非対称戦力解消が課題
2009年7月2日付

(国内)首相に諫言するのは誰
(海外)下院で薄氷の法案可決
2009年6月25日付

(国内)「拒否感」の正体把握を
(海外)保守派体制へ不満鬱積
2009年6月18日付

(国内)批判再燃させた報告書
(海外)鍵は中国の戦略的決断
2009年6月11日付

(国内)吟味したい宰相の資質
(海外)GMに続いて中東和平
2009年6月4日付
(国内)空想的平和主義の極み
(海外)制度の悪用に国民怒る
2009年5月28日付

(国内)政局の中心に返り咲き
(海外)ネット上の人気と現実
2009年5月21日付

(国内)脱却できるか小沢路線
(海外)危うさ漂う対テロ戦争
2009年5月14日付

(国内)解散先送りを後押しか
(海外)有権者7億余の選択は
2009年4月30日付

(国内)補正直後か都議選後か
(海外)90年代核危機と同じ道
2009年4月23日付

(国内)名に違わぬ制度設計を
(海外)評価失墜した「優等生」
2009年4月16日付

(国内)深まったMDへの理解
(海外)存在感増す義弟の張氏
2009年4月9日付

(国内)「ばらまき」は禍根残す
(海外)危機脱出へ一定の合意
2009年4月2日付

(国内)情けない民主党の対応
(海外)増派と対話の両面作戦
2009年3月26日付

(国内)「気」に左右される政治
(海外)米国にも現実的な脅威
2009年3月19日付

(国内)脱却できぬ小沢依存症
(海外)究明できるか大量虐殺
2009年3月12日付
(国内)民主党は失速するのか
(海外)後継者決めかねる事情

2009年3月5日付
(国内)日米会談はこなしたが

(海外)前途多難な「チェンジ」
2009年2月26日付
(国内)傷口広げた首相の対応
(海外)外交の手本「聴聞の旅」
2009年2月19日付

(国内)火がつくか麻生おろし
(海外)米新政権下の攻防注目
2009年2月12日付

(国内)やる以上は混乱を防げ
(海外)若き首相の手腕に注目
2009年2月5日付

(国内)どう動くか中川秀直氏
(海外)記者の暗殺すでに5人
2009年1月29日付
(国内)「実施」から「法整備」へ
(海外)「団結と犠牲」日本にも
2009年1月22日付

(国内)「消費税増税」が火ダネ
(海外)米次期政権の対応注目
2009年1月15日付

(国内)攻と守のガチンコ勝負
(海外)「戦略的脅威」への対応
2009年1月8日付

(国内)首相は与野党の説得を
(海外)北の核とアフガン焦点
2009年1月1日付

(国内)大規模政界再編の予感
(海外)不可欠な日米欧の連携
2008年12月18日付

(国内)世論は政界再編後押し
(海外)日韓で曖昧合意を阻止
2008年12月11日付

(国内)一般財源化は風前の灯
(海外)オバマ氏の指導力注目
2008年12月4日付
(国内)なぜ失言、なぜ迷走か
(海外)トップ外交で貿易拡大
2008年11月27日付
(国内)解散先送りで歯車狂う
(海外)次期政権は連携重視を
2008年11月20日付
(国内)歴史認識も職務に関連
(海外)金融危機に協調対処を
2008年11月13日付
(国内)慎重要する武官の言動
(海外)世界の危機克服を期待
2008年11月6日付

(国内)「消費税上げ」発言の裏
(海外)根深い部族対立と資源
2008年10月30日付
(国内)嫉妬心あおる軽薄論調
(海外)日本の果たす役割は大
2008年10月23日付
(国内)節を曲げて政局を優先
(海外)他力本願排し原則貫け
2008年10月16日付
(国内)与党にとって吉か凶か
(海外)国王も軍も静観の構え
2008年10月9日付
(国内)調査劣勢に与党尻込み
(海外)小手先案では進展せず
2008年10月2日付
(国内)出ばなくじかれた首相
(海外)最後の決め手TV討論
2008年9月25日付
(国内)政界再編の動きを内包
(海外)マネーゲームの果てに
2008年9月18日付
(国内)乗り切れるか自民不信
(海外)「その日」へ準備万全を
2008年9月11日付
(国内)突然の首相退陣表明
(海外)グルジア紛争の行方
2008年9月4日付

(国内)宇宙基本法の施行
(海外)米大統領選真の争点
2008年8月28日付

(国内)小沢「無投票」3選へ
(海外)北京五輪、幕閉じる
2008年8月21日付

(国内)景気対策の大合唱
(海外)露のグルジア侵攻
2008年8月14日付

(国内)臨時国会召集はいつ
(海外)新疆・グルジア問題
2008年8月7日付

(国内)福田改造内閣発足
(海外)トルコの政教分離
2008年7月31日付

(国内)いつやる内閣改造
(海外)オバマ候補の外遊
2008年7月24日付

(国内)どうする「道路」財源
(海外)竹島めぐる日韓関係
2008年7月17日付

(国内)民主党代表選の行方
(海外)洞爺湖サミット終了
2008年7月10日付

(国内)首相退陣の可能性
(海外)正念場の拉致問題
2008年7月3日付

(国内)消費税上げ先送り
(海外)米朝ポーカーゲーム
2008年6月26日付

(国内)自衛隊の国際協力
(海外)原油・穀物価格高騰
2008年6月19日付

(国内)色褪せた問責決議
(海外)オバマ対マケイン
2008年6月12日付

(国内)遅れる普天間の移設
(海外)韓国の牛肉輸入問題
2008年6月5日付

(国内)防衛省改革の行方
(海外)独の通信記録侵害
2008年5月29日付

(国内)首相の外交スピーチ
(海外)中国四川大地震
2008年5月22日付

(国内)内閣支持率の急落
(海外)未曾有の自然災害
2008年5月15日付

(国内)店ざらし憲法調査会
(海外)胡錦涛中国主席来日
2008年5月8日付

(国内)衆院補選民主勝利
(海外)米予備選大詰めへ
2008年4月24日付

(国内)道路特定財源協議会
(海外)迷走する聖火リレー
2008年4月17日付

(国内)3カ月ぶり党首討論
(海外)米朝協議の暫定合意
2008年4月10日付

(国内)北朝鮮制裁を延長へ
(海外)NATOの首脳会議
2008年4月3日付

(国内)司法制度改革減速
(海外)イラク開戦とドイツ
2008年3月27日付

(国内)小沢氏、倒閣路線へ
(海外)チベット人の怒り
2008年3月20日付

(国内)日銀人事の政局化
(海外)ロシアの新大統領
2008年3月13日付

(国内)温室効果ガスの削減
(海外)回復局面の日韓関係
2008年3月6日付

(国内)「あたご」航海長聴取
(海外)ドイツの大規模脱税
2008年2月28日付

(国内)「あたご」の衝突事故
(海外)パキスタンの今後
2008年2月21日付

(国内)与謝野勉強会の発足
(海外)春節の中国公式報道
2008年2月14日付

(国内)首相のソフト路線
(海外)米大統領選指名争い
2008年2月7日付

(国内)暫定税率維持で合意
(海外)ドイツの大連立政権
2008年1月31日付

(国内)日銀総裁人事の行方
(海外)中国指導部の現況
2008年1月24日付

(国内)新テロ法採決棄権
(海外)米大統領選の行方
2008年1月17日付

(国内)通常国会18日召集
(海外)中国指導部の新人事
2008年1月10日付

(国内)どうなる08年の政局
(海外)目離せぬアジア情勢
2008年1月3日付

(国内)どうなる越年国会
(海外)主要国の世代交代
2007年12月20日付

(国内)イージス情報の流出
(海外)越年する世界の課題
2007年12月13日付

(国内)永田町「埋蔵金」論争
(海外)米艦の香港寄港拒否
2007年12月6日付

(国内)守屋前次官の逮捕
(海外)ロシアの下院選挙
2007年11月29日付

(国内)道路特定財源の行方
(海外)ASEAN憲章採択
2007年11月22日付

(国内)防衛省の機能不全
(海外)中国の権力レース
2007年11月15日付

(国内)小沢氏は変われるか
(海外)パキスタン非常事態
2007年11月8日付

(国内)小沢民主党代表辞意
(海外)中国の指導部人事
2007年11月1日付

(国内)環境最悪の首相訪米
(海外)緊迫するPKK問題
2007年10月25日付

(国内)前次官の接待ゴルフ
(海外)ロシアの外交カード
2007年10月18日付

(国内)鬼門か消費税増税
(海外)対北政策融和の兆し
2007年10月11日付

(国内)自衛隊ISAF派遣
(海外)南北の平和繁栄宣言
2007年10月4日付

(国内)福田クリンチ作戦
(海外)ミャンマー軍事政権
2007年9月27日付

(国内)福田新政権の誕生
(海外)10月の中国党大会
2007年9月20日付

(国内)安倍首相退陣表明
(海外)9・11以後の世界
2007年9月13日付

(国内)テロ特措法の行方
(海外)テロ支援国リスト
2007年9月6日付

(国内)安倍内閣の司令塔
(海外)中国発ハッキング
2007年8月30日付
(国内)安倍改造内閣が発足
(海外)欧米のメディア再編
2007年8月23日付

(国内)人事の要、党幹事長
(海外)中国の新外交チーム
2007年8月16日付

(国内)封じられた解散権
(海外)対北政策の選択肢
2007年8月9日付

(国内)集団的自衛権の容認
(海外)ASEAN結成40年
2007年8月2日付

(国内)参院選で与党大敗
(海外)物議かもす仏外交
2007年7月26日付

(国内)剣が峰の安倍首相
(海外)対テロ戦争最前線
2007年7月19日付

(国内)首相の消費税発言
(海外)どうなる台湾総統選
2007年7月12日付

(国内)安倍首相対小沢代表
(海外)MD東欧配備問題
2007年7月5日付

(国内)年金記録漏れの責任
(海外)英ブラウン政権発足
2007年6月28日付

(国内)会期延長と参院選
(海外)米ヒル次官補の訪朝
2007年6月21日付

(国内)逆風下の参院選挙
(海外)混迷の度深める中東
2007年6月14日付

(国内)安倍首相とサミット
(海外)中国「旧勢力」の凋落
2007年6月7日付

(国内)安倍政権襲う年金問題
(海外)「中国の軍事力」公表
2007年5月31日付

(国内)「美しい星50」戦略
(海外)核開発やめぬイラン
2007年5月24日付
(国内)集団的自衛権の行方
(海外)中国の為替政策調整
2007年5月17日付

(国内)参院選へ“政策攻勢”
(海外)EPAの大枠合意
2007年5月10日付

(国内)近づく参議院選挙
(海外)仏大統領選の意味
2007年4月26日付

(国内)日中の艦艇相互訪問
(海外)影響力増す胡体制
2007年4月19日付

(国内)小沢民主党の限界
(海外)国際慣例が通じない北
2007年4月12日付

(国内)ネパールの軍事監視
(海外)欧州統合50年の節目
2007年4月5日付

(国内)慰安婦問題の拡散
(海外)温首相来日を前に
2007年3月29日付

(国内)MDの緊急対処要領
(海外)イラク戦争5年目へ
2007年3月22日付

(国内)参院選と首都決戦
(海外)中国の「和諧」志向
2007年3月15日付

(国内)秘密保全の法整備
(海外)米の民主大統領候補
2007年3月8日付

(国内)首相の指導力発揮
(海外)北朝鮮外交の“勝利”
2007年3月1日付

(国内)日本版NSCの成否
(海外)MD巡る“ミニ冷戦”
2007年2月22日付

(国内)内閣改造論が浮上
(海外)6カ国協議の合意
2007年2月15日付

(国内)海兵隊グアム移転
(海外)首相再訪中の時期
2007年2月8日付

(国内)柳沢厚労相失言問題
(海外)米のイラク新戦略
2007年2月1日付

(国内)普天間移設の迷走
(海外)中国の衛星迎撃実験
2007年1月25日付

(国内)対「北」戦略の結集必要
(海外)中国有力長老の死
2007年1月18日付

(国内)民主党の国会戦術
(海外)米のイラク新戦略
2007年1月11日付

(国内)国民投票法案の行方
(海外)中国国防白書の本音
2007年1月4日付

(国内)転換点の安保論議
(海外)07年 国際情勢展望