菅首相 官邸に統・3幕長招き 防衛体制など説明聞く

首相官邸で行われた初の懇談で北沢防衛相、折木統幕長らを前にあいさつする菅首相(左から2人目)(8月19日=防衛省提供)
菅首相は8月19日、自衛隊最高指揮官として制服組トップの折木統幕長をはじめ、火箱陸、杉本海、外薗空の各幕僚長らを首相官邸に呼び、日本の防衛体制などについて説明を受けた。民主党政権になってから首相が自衛隊の幹部から直接説明を受けるのは初めて。北沢防衛相が同席した。
首相は冒頭のあいさつで、アデン湾での海賊対処行動やハイチ大地震の災害復興活動で国連PKOに参加していることを評価するとともに、宮崎県の口蹄疫対策で自衛隊の活動に謝意を表した上で、「背広組との対話は多少あるが、制服組のみなさんとは話や意見交換する機会が少なかった。国会でも指摘され、ぜひ、制服組の意見を聞かせてもらうために集まってもらった」と述べた。
また、首相は「自衛隊にはますます大きな役目を果たしてもらわなければならない。改めて法律を調べたら『総理大臣は内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する』と規定されている。そういう自覚の下で皆さん方の意見をしっかりと聞き、今後の国の果たすべき役目を認識したい」と自衛隊高級幹部との意見交換の場をもった理由を述べた。