榛葉副大臣 ジブチなど3カ国歴訪
海賊対処部隊を激励

ジブチ港に寄港中の海自海賊対処水上部隊を視察、護衛艦乗員の説明を聞く榛葉副大臣(12月9日、ジブチで)
榛葉防衛副大臣は12月7日から13日まで、タイ、ジブチ、バーレーンを訪れ各国政府関係者と会談するとともに、ジブチではソマリア沖アデン湾の海賊対処任務にあたる自衛隊部隊を視察、隊員を激励した。
副大臣は最初にタイを訪れ、バンコクで国防大臣を表敬、防衛交流などについて意見を交換。9日にはジブチに移動し、ジブチ国際空港地区に展開する海自P3C部隊と航空機の警備などにあたる陸自部隊の施設などを視察した。
その後、浅岡哲史1海佐以下の派遣隊員を前に訓示し、「諸官の活動は海賊を抑止し、通航する船舶に非常に大きな安心を与えている。海賊の襲撃成功率は前年の約4割から約2割へと大幅に下がり、我々の活動が成功していることを証明している」と述べた。
さらに副大臣は「我々が挑戦している試練はソマリアの深刻な状況に根を持つ長期的課題であり、短期間に対処できるものではないが、それでもやり遂げねばならない。諸官が海上交通の要衝に安全をもたらし、この海域を利用するすべての国の繁栄の礎を築いたと語られるよう、今後もたゆまぬ努力をお願いする」と激励した。
また、ジブチ港にも足を伸ばし、寄港中の護衛艦「たかなみ」と「はまぎり」の艦内を視察、乗員たちから商船護衛の苦労などを聞いた。
11日、中東・バーレーンに移動した榛葉副大臣はCMF(連合海上部隊)司令部を訪れ、海賊対処などについて意見を交換、また12、13の両日は同地で開催の「第6回IISS(英国際戦略研究所)地域安全保障サミット」に出席し、イラク・アフガン、エネルギー問題や海洋安保などをテーマとした会議に加わった。