北沢大臣 相次ぐ事故で緊急訓示
規律の徹底求める

事故や服務事案が相次いだことを受け、再発防止を求め全国放送で訓示する北沢大臣(12月22日、防衛省講堂で)
海、空自の航空機事故や護衛艦の衝突事故、隊員の服務事案などが相次いだことを受け、北沢防衛相は12月22日、部内の全国放送を通じて「事故の再発防止と服務規律の徹底」を求める緊急の大臣訓示を行った。
北沢大臣は今月8日、長崎県沖で海自の哨戒ヘリが不時着水し乗員2人が殉職したことを「痛恨の極み」として冥福を祈るとともに、空自F15戦闘機の部品落下や脚格納状態での胴体着陸事故、護衛艦の衝突事故を例に挙げ、「国民の生命と財産を守るべき自衛隊が逆に危うくする事態を引き起こしたことを、極めて重く、深刻に受け止めている」と述べ、「現場における諸君の一瞬の気の緩みが自分や家族、国民に対して計り知れない影響を与えてしまうことを考えていただきたい」と今一度、気を引き締めて職務に当たることを求めた。
また、服務事案についても触れ、「甘えは人間誰しも頭をよぎるもの。ぜひ自分を律することに妥協しないでいただきたい」と、規律順守に忠実であることを求め、どのレベルの隊員の胸にも「克己心」という言葉を刻んでほしいと述べた。