1次隊の2隻 8月中旬帰国
東アフリカ・ソマリア沖に到着した海自第2次「派遣海賊対処水上部隊」(護衛艦「はるさめ」「あまぎり」で編成、在原政夫1佐以下約420人)は7月29日、海賊対処法の下で第1回目(延べ42回目)の民間船舶の護衛を開始した。対象船舶はタンカーなど4隻で、うち3隻が日本関係船舶、1隻が海賊新法で認める外国船籍の商船。
新法に基づく対処行動の開始について赤星海幕長は28日の会見で、「国際協調、海賊対処の両面で有効かつ適切な護衛活動ができるようになった。2次隊は新法を想定して勉強・訓練をしてきたので、1次隊同様に整斉と任務を果たしてくれると思う」と述べた。
一方、3月30日からアデン湾で活動していた1次隊(護衛艦「さざなみ」「さみだれ」で編成、指揮官・五島浩司1佐以下約400人)は2次隊への引き継ぎを済ませて帰途についた。8月中旬には呉に帰国の予定。
約4カ月間に計41回の護衛任務を果たした1次隊について、赤星海幕長は「先が見えないなかで隊員は本当によくやってくれた。帰国するまで緊張感をもってやってほしい」と述べた。