6月の朝雲ニュース

6/25日付

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防衛協会連合会が創立20周年
「心強い活動」麻生首相も祝辞
防衛基盤強化など 地道な取り組み継続


記念式典で「国民の幸せは平和が保たれてこそ」とあいさつする山口会長(6月18日、グランドヒル市ヶ谷で)

 全国防衛協会連合会と東京都防衛協会(山口信夫会長=日本商工会議所名誉会頭)の定期総会と、連合会の創立20周年記念式典が6月18日夕、東京・新宿のグランドヒル市ヶ谷で開かれ、全国各地の支部役員をはじめ、首相代理の松本純官房副長官、浜田防衛大臣、増田事務次官、折木統幕長ら防衛省・自衛隊幹部、自衛隊協力団体役員ら来賓約300人が出席した。
  式典に先立ち渡辺昭夫東大名誉教授の記念講演が行われ、続いて陸自第1音楽隊(練馬)の支援演奏で全員が国歌斉唱、殉職隊員・物故会員に黙とうを捧げて記念式典を開式。山口会長があいさつし「世界は今、深刻な経済・金融危機や安全保障面の課題が山積だが、国民の幸せは国の平和と安全が保たれてこそ実現可能。精強な自衛隊の存在と、国民一人ひとりが自らの国は自らが守るという気概がなければ全うできないことを肝に銘じ、一層の会勢拡大に努力することを式典に先立ち行われた総会で、全会一致で宣言した。今後もご協力を」と述べた。
  次いで松本官房副長官が「自衛隊が日本の平和と独立を守るという任務を果たすには、国民の理解と支援が不可欠。約60万人もの会員の方々が全国で熱心に活動されていることを誠に心強く思う。この20年で自衛隊を取り巻く環境は大きく変わり、皆さまの力強いご支援が大きな支えとなる。今後も自衛隊への理解と支援を」と、麻生総理の祝辞を代読した。
  浜田大臣も祝辞で、防衛基盤の育成・強化に向けた同会の取り組みや自衛隊への激励に謝意を述べ、「防衛省・自衛隊にとって今は大きな節目の時期。今後も変わらぬご支援を」と述べた。
  続いて功労企業、個人などに山口会長から感謝状が贈られた。
  この後、大野功統、石破茂、小池百合子氏ら歴代防衛庁長官、政務・事務次官をはじめ、山崎拓、佐藤正久氏ら衆参国会議員、統・海空幕僚長や在日米軍幹部、各界有識者らも出席して祝賀パーティーが行われた。途中、政務の合い間をぬって自民党の細田幹事長、公明党の太田代表らも駆けつけて、連合会の活動にエールをおくった。
  防衛協会連合会は、冷戦期の革新勢力による反米・反自衛隊の運動に対抗して、駐屯地・基地所在市町村の住民有志が部隊・隊員を激励支援するため草の根的に結成した各協力会が母体となり、平成元年10月25日に発足、国民の防衛意識高揚と防衛基盤の育成強化への寄与、自衛隊の支援・協力に取り組んできた。
  同会は創立20周年の記念事業として、連合会の歩みをまとめた記念誌、国防に関する啓蒙用小冊子、独自ロゴマークなどを制作。ロゴマークはデザインを公募し、 青森県弘前市 在住のCGデザイナー・工藤和久氏の作品が選ばれている。