6月の朝雲ニュース

6/25日付

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2次隊は「はるさめ」「あまぎり」
新法に備えて訓練

 赤星海幕長は6月23日の定例会見で、ソマリア沖アデン湾で日本関係船舶の護衛活動を実施している第1次「派遣海賊対処水上部隊」(護衛艦「さざなみ」「さみだれ」で編成、指揮官・五島浩司1佐以下約400人)と交代する2次隊の部隊概要を発表した。
 
2次隊は2護群2護隊(佐世保)司令の在原政夫1佐を指揮官に、6護隊の「はるさめ」(4550トン、艦長・橋向亮介2佐、横須賀)と2護隊の「あまぎり」(3500トン、艦長・岡田岳司2佐、舞鶴)のヘリ搭載護衛艦2隻で、これまでの海上警備行動ではなく、7月下旬施行の海賊新法に基づいて護衛活動を行う。
 
海幕長は「新法では日本関係船舶以外の外国船も警護対象となり、民間船に近づく海賊船への武器使用権限も付与される。現在、これに効果的に対処できるよう準備を進めており、出港までに新法に対応した勉強や訓練・図上演習などを進めていきたい」と述べた。
 
また、武器の使用については「射撃はこれまでもいろいろな場面を想定して訓練しているので、それほど困難はないと思う。むしろ対象船舶が変わるので、指揮官の判断が難しくなる」と述べた。
 
さらに「1次隊は3月に派遣されてから厳しい環境の中、毎日緊張を強いられたオペレーションが続き、隊員たちも精神的・肉体的に疲労が積み重なっている。2次隊を早く現地に送って、できるだけ早く1次隊を帰してやりたい」と述べた。

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 アデン湾で船舶警護を行っている1次隊の護衛艦「さざなみ」「さみだれ」は6月22日までに30回目の護衛任務を終え、3月30日からの護衛船舶数は計91隻となった。
 
一方、ジブチを拠点に哨戒飛行を行っている「派遣海賊対処航空隊」(司令・福島博1佐以下約150人、P3C哨戒機2機)は6月11日に最初に任務飛行を実施して以来、21日までに6回の洋上哨戒活動を行った。