20年度災派 件数・人員とも減少
約7割が急患空輸 不発弾等の処理は増加
統合幕僚監部は5月21日、20年度の3自衛隊の災害派遣と不発弾等処理実績を発表した。
災害派遣は計606件で前年度より73件少なく、延べ派遣人員も4万1191人(前年度比6万4189人減)、車両9585両(同2万7395両減)、航空機1410機(同562機減)、艦艇26隻(同91隻減)と軒並み減少した。 一方、不発弾処理は1416件、42・1トンと、前年度比106件、同5・9トンと増加した。
主な災派は岩手・宮城内陸地震の派遣で、6月14日から8月2日まで人員約2万6300人、車両約7970両、航空機約580機を派遣、被災地での救助活動に当たった。
災害派遣のうち件数が最も多かったのは急患輸送で約7割の424件、延べ派遣人員2122人、車両2両、航空機458機。このうち離島からの急患輸送は9割以上の405件に上った。このほか消火活動が95件、人員6103人、車両751両、航空機168機、艦艇4隻。捜索救助が38件、人員4037人、車両455両、航空機114機、艦艇22隻。各種支援等が43件、風水害・震災対処が6件となっている。
不発弾等の処理は、陸上で発見された1416件のうち、沖縄県で825件(前年度比53件増)、約23・7トン(同0・5トン増)で全国の約56・3%を占めた。
海上で発見・処理された機雷その他の爆発性危険物は、機雷が2個、約1・8トン、その他の爆発性危険物は1905個、18・1トンだった。