5月の朝雲ニュース

5/28日付

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P3Cジブチ展開で先遣隊
受け入れ準備急ぐ

 ソマリア沖で日本関係船舶の警護活動を行っている海自「派遣海賊対処水上部隊」(護衛艦「さざなみ」「さみだれ」で編成、指揮官・五島浩司1佐以下約400人)は5月26日までにアデン湾で20回目の船団護衛活動を終え、3月30日からの延べ護衛船舶数は64隻となった。
 一方、ソマリア沖の海上交通路を上空からパトロールする海自「派遣海賊対処航空隊」(司令・福島博1佐以下約150人、P3C哨戒機2機)の先遣隊(隊長・横田一哉2佐以下約35人)は5月19日(現地時間)、展開先のジブチ空港に到着、本隊の受け入れ準備を開始した。また、同隊の物資を積んだ空自C130H輸送機も21日午後(同)、ジブチに到着、物資を先遣隊に引き渡した。
 赤星海幕長は26日の会見で、「本隊は28日に厚木から出国し、現地で訓練を行い、6月の早い時期からオペレーションに入れると思う」との見通しを述べた。
 海幕長はまた、18日から23日まで出張した仏・英両国の海軍首脳とソマリア沖の海賊対策について意見交換したことを明らかにし、「わが国の活動を理解してもらい、共通認識を得ることができた。海自P3C部隊の展開について両国とも歓迎と期待の意を表した」と述べた。

海自P3C関連資材
露の輸送機でジブチに空輸

 派遣海賊対処航空隊が使用する装備等を活動拠点のアフリカ・ジブチに輸送するため、防衛省はロシアのアントノフ大型輸送機をチャーターし、5月20日から26日まで、仙台空港で3回にわたりアントノフにP3C哨戒機の関連資材などを搭載、ジブチ空港まで空輸した。
 空輸されたのは、P3Cの整備に必要なけん引車などの車両や空港で使用する事務用品、陸自の軽装甲機動車の装備品など。陸自中央輸送業務隊の隊員らが20日はコンテナ4個、23日は同5個、26日には同6個の資機材を同輸送機に積み込んだ。


バーレーン連絡官に2海佐1人派遣


 統幕は中東・湾岸国のバーレーンに5月19日から連絡官1人(2海佐)を配置した。同連絡官はソマリア沖・アデン湾で海賊対処にあたる海自P3C哨戒機の運用などについて、現地米軍などと連絡調整業務や情報交換に当たる。