3月の朝雲ニュース

3/26日付

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新中央病院 テープカット
災害に強い病院めざし 4月3日診療開始
免震構造、ヘリポートも


 新自衛隊中央病院の落成式でテープカットする浜田大臣(左から4人目)と渡辺院長(その右)、斎藤統幕長(同左)ら(3月18日、三宿駐屯地)

 今年1月末に建て替え工事が完成した自衛隊中央病院(渡辺千之院長)の新病院落成式が3月18日、浜田大臣ら防衛省・自衛隊の幹部、来賓など約60人が出席して、新病院玄関前で行われた。
 完成した新病院は、鉄骨コンクリート造地上10階、地下3階、延べ床面積6万8000平方メートル、ベッド数500床で、“災害に強い病院”を目指して免震構造を取り入れ、大規模災害時には平時の2倍の1000床までの増床が可能。患者情報の共有化を図るため電子カルテを導入、感染症患者を収容できる病室や緊急時の患者搬送のため屋上にヘリポートを設置するなど、自衛隊医療の中核にふさわしい最新設備が取り入れられている。
 落成式で渡辺院長は、「新病院は阪神大震災クラスの自然災害にも耐えられ、いかなる状況下でも診療活動の継続が可能。この病院に魂を入れ、血を通わせ、隊員の信頼に応えて最高の医療を提供できる病院へと育てるのがわれわれの使命」とあいさつ。
 浜田大臣は祝辞で「国際平和協力活動や大規模災害の派遣など自衛隊衛生に対するニーズはますます増大している。これまで以上に自衛隊病院の中核として最大限能力を発揮することを心から期待する」と述べた。
 続いて折木陸幕長も、新病院の構造や大量傷者の収容能力などに触れつつ「今後は全隊員一丸となり、自衛隊衛生の中枢である病院としての能力を遺憾なく発揮し、治療の質や安全性の向上を」と祝辞を述べた。
 この後、大臣、統幕長らがテープカットし新病院の落成を祝った。
 新病院は4月1日に旧病棟の入院患者を新病棟に移送し、同3日から外来診療を開始する。