防衛基盤整備協会
4グループに協会賞
生産技術の向上称える
財団法人・防衛調達基盤整備協会(宇田川新一理事長)の平成20年度協会賞の贈呈式が11月21日、東京・新宿のグランドヒル市ヶ谷で行われ、日本電気など民間企業の4グループが表彰された。
同賞は、防衛装備品の生産や調達に関連して民間で自発的に行われた研究・開発・生産技術向上施策などの中から特に優れた成果を挙げた業績に贈られているもので、昭和54年度に旧防衛装備協会賞として制度化され、31回目となる今回までに計174件が受賞している。
式には防衛省から長岡経理装備局長、金沢装備施設本部長、佐々木技本長らが
出席、受賞装備品の紹介が行われた後、宇田川理事長から4グループ代表に賞状が贈られた。
長岡経理装備局長はあいさつで「皆様の常日ごろからの研さんと努力に敬意を表する。今後とも素晴らしい技術的ブレークスルーを達成して防衛調達基盤の推進に協力を」、金沢装備施設本部長も「防衛省はいま調達改革を進めているが、今後とも官民の意思疎通を密にして、民間からの要望も受けながら改革を推進していきたい」と述べた。
受賞4グループが開発した装備品等は次の通り。
▽「非冷却型赤外線センサーを用いた陸自向け近距離監視装置の試作・装備化」(飯田潔、遠山茂、小笠原俊広=日本電気誘導光電事業部)
▽「海自艦艇の対空・対水上射撃訓練に用いるバルーン標的の開発」(田中政則、山口耕太郎=三菱重工業長崎造船所)
▽「空自E2C早期警戒機の搭載機器をテストする統合型自動試験器(新ATE)の開発」(村中宏、増井隆博、仙波真一=東芝電波プロダクツ川崎事業所)
▽「空自F2戦闘機用レーダーセットJ/APG1の目標追尾技術」(今野充雄、岡崎弘毅、服部健司=三菱電機鎌倉製作所)