防大 101キロ行進で自信と誇り
陸上要員220人全員完歩
今年度から始まった3日間をかけての「101キロ行進」に臨む防大4年の陸上要員(関山演習場で)
【防大】防衛大学校4年の陸上要員約220人は7月10日からの3日間と、同19日からの3日間、新潟県妙高市の関山演習場で「101キロ行進」を実施した。
同訓練は例年40キロの距離だったが、今年度からは陸自要員として絶対的な自信と誇りをもって卒業してもらおうと、2倍以上の101キロとした。
訓練は各回とも午前零時に演習場を出発。学生は陸自迷彩服を着用し、背のうのほか小銃、銃剣、さらには機関銃、無反動砲なども携行して、演習場内のほか上越市内近郊を深夜から未明にかけ歩き通した。
梅雨明け直後の熱暑が一番厳しい時期だっただけに、防大指導部では相当数の熱中症患者発生を覚悟して準備したが、いずれも一人の落伍者もなく3日間の訓練を終了した。
行進中は地元の妙高市、上越市の市民をはじめ、近傍自衛隊の部隊長、先輩幹部自衛官らが連日応援に駆けつけ、学生たちにとっては大きな励みとなった。
訓練を視察した防大幹事の君塚陸将は「この訓練を陸上要員錬成の集大成と位置づけ、学生が幹部候補生学校、さらにその先の幹部自衛官へと自信を持って進んでいけるようにしたい」と語り、来年度以降も同訓練を継続して実施する意向を示した。