PX2号機が初飛行 岐阜基地周辺
搭載機器など各種機能試験
海自作戦機のブルー塗装で初の飛行試験に飛び立つ次期固定翼哨戒機(PX)試作2号機(6月19日、空自岐阜基地で)
海自の次期固定翼哨戒機XP1試作2号機の初飛行試験が6月19日、開発主担当会社の川崎重工業により空自岐阜基地とその周辺空域で行われた。
白い機体に赤いラインが描かれた初号機と異なり、2号機は青みがかったグレーの海自作戦機の色に塗装。
午前10時、4発の国産ジェットエンジンXF7−10の音を響かせて岐阜飛行場を離陸し、約2時間にわたり基地周辺を飛行、各種機能確認を行った。
XP1初号機は昨年9月に初飛行、これまで順調に試験飛行を重ねており、今後は1、2号機によって機体や搭載機器の試験が続けられる。
試作機2機は今年度末までに防衛省に納入され、その後は技本と海自がレーダーや潜水艦探知のための音響システム試験などを行って23年度に開発を完了する予定。すでに量産機の調達も始まっており、海自は20年度予算で4機を計上している。
なお、XP1と機体や搭載機器の一部を共有する空自向け次期輸送機(CX)の開発も同社で同時進行、初号機の早期の初飛行試験を目指している。