創設30周年を祝う1輸空隊
部隊創設30周年の節目を祝ってC130H輸送機をバックに人文字を作る1輸空の隊員(小牧基地で)
【1輸空=小牧】小牧基地で5月31日、第1輸送航空隊の創設30周年記念式典が行われ、基地協力団体やOBなど招待者約170人を含む計900人が出席して部隊創設の節目を祝った。
体育館で行われた式典では、第17代1輸空隊司令兼小牧基地司令の石野次男将補が「先人の努力に対する感謝と、1輸空の一員であることの誇りを忘れず任務に邁進したい」とあいさつ。
続いて中野直輝小牧市長が「今後、PKO活動など期待される分野は多いが、隊員の皆様には日夜精進され、その成果を国際社会の平和と安定のために発揮していただくとともに、市民から愛される自衛隊、国民から慕われる自衛隊を目指して努力していただきたい」と祝辞を述べた。
この後、関係者でハナミズキを記念植樹、祝賀会食で同隊の30年の歩みを振り返った。
1輸空隊は昭和53年3月31日、航空輸送と搭乗員に対する飛行教育等を任務とする部隊としてC1輸送機とYS11中型輸送機の2機種で発足、初代隊司令は後の空幕長、米川忠吉1佐(当時)で人員は約300人だった。その後、空自唯一のC130部隊として空自の海外派遣の主力を担っている。
主な海外派遣実績はカンボジアPKO(平成4年)、モザンビークPKO(5年)、ルワンダ難民救援(6年)、ゴラン高原PKO(8年から継続中)、ホンジュラス国緊隊(10年)、インド西部地震国緊隊(13年)、東チモールPKO(14年)、イラク被災民救援PKO(15年)、イラン大地震国緊隊(15年)、スマトラ島沖地震(17年)、ジャワ島中部地震でインドネシア国緊隊(18年)など。16年からはクウェートを拠点に4カ月交代でイラク人道復興支援物資の空輸活動を継続中だ。