部隊運用、統幕に統合
自民・安保調査会小委 防衛省改革で提言
自民党安全保障調査会の防衛省改革小委員会(浜田靖一委員長)は4月24日、防衛参事官制度を廃止して新たに防衛大臣補佐官を新設するなどの防衛省改革の提言をまとめ、発表した。
提言は、国家の安全保障・危機管理体制を確立するための国家安全保障会議(日本版NSC)の設置をはじめ、首相の補佐体制強化として、防衛省からの報告を質量ともに充実させるため防衛省・自衛隊出身の首相秘書官や自衛官の副官の設置、防衛参事官制度の廃止と、新たに民間からの登用を含めた防衛大臣補佐官の新設、内局を制服・文官(UC)の混合組織とし、運用企画局を廃止して統幕に部隊運用の機能を統合するなど、大幅な組織改革を促す内容となっている。
同小委は、情報漏えいや給油量取り違え問題、前事務次官の不祥事などの事案が発生し、再発防止への取り組みが必要になっていることや、省移行後の安全保障政策の確立のためには防衛省改革が必要との観点から設置されたもので、岩屋毅、今津寛、武田良太、山中●子(●は火へんに華=あきこ)、佐藤昭郎、佐藤正久の各氏を委員、中谷元、木村隆秀、小池百合子の各氏を顧問に、3月19日から11回の会合を重ねて提言をまとめた。