5月の朝雲ニュース

5/24日付

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PX、CX試作機の写真を公開
深紅のライン鮮やか


組み立てが完了した海自次期哨戒機(PX)の試作1号機。現在、各系統の作動確認が行われている(川崎重工業岐阜工場で)


空自次期輸送機(CX)の試作1号機

技術研究本部はこのほど、海自向け次期固定翼哨戒機(PX)と空自向け次期輸送機(CX)の試作1号機の写真を公開した。
PX(01号機)、CX(201号機)はともに純白の機体に真紅の流線ラインが引かれ、胴体両側には「技術研究本部」の文字と「TRDI」の英字ロゴが描かれている。またエンジン前縁はPXが緑色、CXが青色に塗られ、鮮やかな印象。
両機は平成13年度から川崎重工業を主契約会社に同時開発され、翼の一部や搭載機器などを共有、コストの削減が図られている。
両機は製造中、輸入したリベットの一部に強度が足りないことが判明し、組み立て作業が遅れていた。今後、パイロットなどが搭乗してフラップなどの作動状況を確認、地上走行などの各種試験を経て初飛行試験に臨む。計画では19、20年度に試作機が海・空自に引き渡され、実運用に向けた飛行試験を実施。23年度には開発完了の予定。
PXはP3C哨戒機の後継として日本周辺海域の哨戒任務に、CXはC1輸送機の後継として国際平和協力業務などを含む国内外の輸送任務に活用される。