北・中米など6カ国歴訪
遠航部隊が出発
「海上武人の第一歩」海幕長が激励
「かしま」を先頭に北・中米など6カ国歴訪の練習航海に出発する3艦(4月19日、東京・晴海で)
平成18年度遠洋練習航海部隊(練習艦「かしま」「やまぎり」、護衛艦「あまぎり」で編成、練習艦隊司令官・佐々木孝宣将補以下56期一般幹部候補生課程修了の実習幹部約190人を含む約750人)が4月19日、東京・晴海ふ頭から北・中米など6カ国12寄港地を巡る140日間の練習航海に出発した。
これに先立ち同日午前9時25分から同ふ頭で出港行事が行われ、木村防衛庁副長官、先崎統幕長、斎藤海幕長、麻生外相代理の山中●子外務政務官(●は火へんに華)、訪問各国大使館員、協力団体、家族など約400人が出席。木村副長官は「この機会にわが国を外から見つめ直し、国家、国益とは何かを改めて考え、国防、国際貢献のあるべき姿について、さらなる認識と理解を深めてもらいたい」と訓示した。
続いて山中外務政務官が麻生外相の祝辞を代読。「海上での厳しい訓練を乗り越え、諸外国の文化や人々との触れ合いを通じシーマンシップや国際感覚を一段と高めてほしい」と述べた。
斎藤海幕長は壮行の辞で「実習幹部にとって本航海はこれまでの教育訓練の総仕上げであると同時に、海上武人としての修練の第一歩。海は荒々しくしけるときもあれば穏やかな顔を見せるときもある。千変万化する海上で、厳しさや忍耐力はもちろん、ユーモアも持ち合わせた自由かっ達なおおらかさを身に付けてほしい」と激励した。
佐々木司令官、各艦長、実習幹部代表に隊友会、父兄会などから花束が贈られた後、佐々木司令官が「ただいまから遠洋練習航海に出発いたします」とあいさつ。乗員、実習幹部らが各艦に乗り組み、同10時、最初の寄港地の米アンカレッジに向かった。同地には5月2日に入港の予定。