<イラク復興支援>
支援群の業務2日間中断
イラク国内で宗派衝突
2月22日、イラク中部サマラでシーア派聖地「アスカリ聖廟」が爆破され、全国が3日間の服喪期間とされため、第9次イラク復興支援群(群長・小野寺靖1佐以下、1師団主力の約500人)は翌23日から24日まで業務をほぼ全面休止した。
事件直後からムサンナ県を含むイラク国内各地で抗議デモが相次ぎ、シーア派とスンニ派間の激しい衝突に発展、200人以上が死亡する事態となっている。
こうした中、派遣部隊は24日、サマワでアル・アスマイリ小学校の施工状況を点検。25日から作業を一部再開し、26日からは平常に戻った。
一方、8次群(群長・立花尊顕1佐以下、8師団主力の約500人)3波の立花群長以下約140人が26日、政府専用機で熊本空港に帰国した。これで8次群全隊員の帰国が完了した。近く隊旗返還式が行われる。
イラク・ドキュメント(20062.21〜2.27)
●2月21日(火)
▽施設補修は診療所15、学校8、道路・橋4など35個所(施工は地元雇用者、竣工式待ち施設5を含む)
▽医療支援なし。
●2月22日(水)
▽学校・診療所など補修。
▽ムサンナ県の診療所職員に対し医療器材取り扱い教育。
▽イラク中部のサマラでシーア派の聖地「アスカリ聖廟」が爆破され、各地でシーア派住民多数が抗議デモ。ジャファリ首相、この日から3日間を服喪期間とすると発表。
●2月23日(木)
▽喪中のため補修工事は一部を除き全面休止。
▽医療支援なし。
▽聖廟爆破に対しサマワでも抗議デモ。
●2月24日(金)
▽喪中のため補修作業は一部を除き全面休止。
▽医療支援なし。
●2月25日(土)
▽施設の補修作業は縮小して実施。
▽医療支援なし。
▽聖廟爆破以降、シーア派とスンニ派間の激しい対立で200人以上の死者。ジャファリ首相、危機打開のため両派指導者と協議。
●2月26日(日)
▽施設の補修工事、正常に戻る。
▽医療支援なし。
▽8次群3波の立花尊顕群長以下約140人が政府専用機で熊本空港に帰国、これで8次群約500人の帰国が完了。
●2月27日(月)
▽学校・診療所など補修。
▽医療支援なし。