2月の朝雲ニュース

2/2日付

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<イラク復興支援>
9次群クウェート着



額賀長官(左)から隊旗を授与される9次群の小野寺群長(1月29日、練馬駐屯地で)

陸自第9次イラク復興支援群(群長・小野寺靖1佐以下1師団主力の約500人)の隊旗授与式が1月29日、練馬駐屯地で行われ、額賀防衛庁長官が小野寺群長に9次群の隊旗を授与した。群長以下の第1波約150人は同夜、羽田空港から政府専用機で出国、30日(現地時間)中継地のクウェートに到着した。
9次群は残る隊員も今後数波に分かれて出国、米軍キャンプ・バージニアで慣熟訓練の後イラク・サマワに入り、8次群(群長・立花尊顕1佐以下8師団主力の約500人)から業務を引き継ぐ。
隊旗授与式には額賀長官、森陸幕長、今村東方総監、矢沢1師団長ら防衛庁・自衛隊幹部のほか、国会議員、自治体関係者、派遣隊員家族ら計約650人が出席。
額賀長官は小野寺群長に隊旗を手渡した後、小泉首相からの「イラクの国づくり支援の重要性を自覚し、日本国民の善意を実行する部隊として任務完遂を」とのメッセージを伝えるとともに、派遣隊員に対し「イラクを平和で民主的な国家として復興させることは、国際社会の安定、わが国の国益にかなう。先輩の活動を引き継ぎ、立派に任務遂行を」と述べた。
式後、記者会見した小野寺群長は「『安全・確実』を合言葉に、現地の動きを確かめつつ活動したい」と抱負を述べた。また、一部で報道されている部隊の撤収については「もし何かあれば、柔軟に対応できるようにしたい」と語った。
派遣隊員は午後4時半、同僚隊員や家族らの見送りを受けて駐屯地を出発、同8時30分すぎ、政府専用機で羽田空港から出発した。
一方、イラク復興業務支援隊の4次要員約100人は同29日、半年間の任務を終えて帰国、同30日、防衛庁で帰国行事が行われた。
    ◇
第9次支援群長を務める小野寺靖1佐(47)は北海道出身で防大25期。普通科職種で、昭和56年3月に入隊、42普連(北熊本)、8師団(同)、6師団(神町)、陸幕、米陸軍第1軍団司令部連絡幹部、12旅団(相馬原)、研究本部(朝霞)などを経て17年4月から34普連長兼板妻駐屯地司令を務めている。

イラク・ドキュメント(20061.24〜30)

 ●1月24日(火)
 ▽施設補修は診療所14、学校11、給水関連施設5、道路・橋4など37個所(施工は地元雇用者、工事は竣工式後の補修も含む)
 ▽医療支援なし。
 ●1月25日(水)
 ▽診療所・給水関連施設など補修。
 ▽医療支援なし。
 ●1月26日(木)
 ▽学校・診療所など補修。
 ▽医療支援なし。
 ●1月27日(金)
 ▽学校・診療所など補修。
 ▽医療支援なし。
 ●1月28日(土)
 ▽学校・診療所など補修。
 ▽医療支援なし。
 ●1月29日(日)
 ▽新ルメイサ浄水場の起工式。
 ▽サマワ母子病院で医療技術指導。
 ▽練馬駐屯地で第9次イラク復興支援群への隊旗授与式。この後、群長の小野寺靖1佐以下約150人の第1波がクウェートに向け出発。
 ▽4次業務支援隊の斎藤剛1佐以下約100人が羽田空港に帰国。
 ●1月30日(月)
 ▽新たにヒドルユースセンターの補修を開始。
 ▽医療支援なし。
 ▽9次群1波、クウェート着。
 ▽防衛庁で4次支援隊の帰国行事。