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 めざせ!体力強化 <33>新体力検定・準備運動⑥

 陸自が試行する「戦技等に直結する体力検定」の3種目のための準備運動として体育学校が提案。各競技などでも使える補助トレーニングの中から最終回の今回は、「重量物の卸下、運搬、積載」に生かせる「ファイヤーマンズキャリー」など2種類を伝える。

同体重の隊員と組もう 腰痛の人は、やらないで

「カーフレイズ&ウオーキング」
「ファイヤーマンズキャリー」

 「カーフレイズ&ウオーキング」はパートナーを抱き上げ、かかとを上げ下げする=写真①。ふくらはぎを中心に刺激を与え、ストレッチさせる。

 実施する際にパートナーは、「なるべく小さくなって抱きついた方が(相手が)やりやすいです」と体校体育班教官の住永将之1陸尉。

 回数は10回程度をめどに。おおむね同じ位の体重の隊員と組む。重くて抱えられない場合は2人で抱え上げてもいい。さらに抱えた状態で歩いてみる。

 「ファイヤーマンズキャリー」は、パートナーを抱えて持ち上げる運動。腰を中心に大きな負荷が掛かるため、「無理はしないように。腰痛を持っている人はやらない方がいいでしょう」と住永教官。

 実施方法はパートナーの股の下に右手を入れ、右膝裏を通してパートナーの服の右袖口をつかむ=写真③。服を着ていなければ手首をつかんでもいい。その状態で持ち上げる=同④

 この際もパートナーはなるべく体を小さくし、相手の首下に密着させるように乗っかる。

 左右を交代して行ってもいい=写真⑤。回数は交互に1回ずつ位が目安。抱えた状態で自分の回りを歩いてもいい。

 (新体力検定のための準備運動は今回で終了します)

 

 

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